『冬場の脱水にご用心!』

朝晩の冷え込みが厳しくなり、エアコンなどの暖房をつける時間が長くなってきていると思いますが、そんな中で高齢者が特に注意したいのが「かくれ脱水」です。

夏でもないのになぜ脱水になるのでしょうか?

①空気の乾燥

冬は湿度が低く、またエアコンなどの暖房器具の使用により更に湿度が下がります。
湿度をコントロールする役割も果たすふすまや畳などの使用が減っていることもその一因です。
乾燥した環境では、皮膚や粘膜、あるいは呼気から失われる水分量が増えます。
つまり冬場は日常的に生活する中でも、知らないうちに身体から失われる水分量が増えていることになります。

②水分の摂取不足

体感温度が低いと喉の渇きを感じにくく、水分を失っている自覚が少ないことも理由のひとつですが、身体を冷やしたくないなどの理由で水分の摂取を控える場合もあります。
高齢者は喉の渇きを自覚しにくかったり、普段の食事量が不足しがちであったりする場合があり、日頃から脱水症になりやすい状態といえます。

また乾燥した室内で脱水状態が進むと、熱中症を引き起こす可能性も高まります。
特に入浴中、湯船の中に長時間つかると体内の水分が失われるほか、体温も上昇し、湯船の中で気を失って溺れたり、立ち上がった際に転倒したりする危険性もあるので注意が必要です。

② 感染症による嘔吐や下痢、発熱

ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎を発症すると、激しい嘔吐や下痢などを繰り返します。
通常時、小児で約70%、成人で約60%、高齢者で約50%を占める体液が、嘔吐や下痢によって大量に体外に放出されると、体液に含まれる電解質(ナトリウム、ミネラルなど)も失われます。
そのため、嘔吐や下痢を起こした際は日常よりも脱水症に陥るリスクが高まります。
そのほか、インフルエンザなどを発症して高熱が出た場合も、体温調節のために発汗することから、体液を失いがちになります。

★高齢者の水分補給のポイント★

・喉が渇かなくても水分補給(電解質も忘れずに!)
・部屋の加湿
・暖房の管理(定期的な換気など)
・手洗いうがいで感染症予防

脱水症は、発症後の対応からではなく、事前の予防が重要です。
喉が渇いていなくても、1日を通じて意識的に水分をとるようにしましょう。
飲み込むのが難しい場合は、とろみをつけたり、ゼリータイプの飲料を使ったりするのもよい方法です。
「水だけ」を飲むのではなく、電解質を含む飲料によって水分補給をすることも重要です。
また、入浴中は汗をかきやすく水分が失われがちですので、入浴前後に水分をとることや、湯温を40℃以下にして長湯をしないといった配慮も必要です。
特に、認知症を患っている場合は、介護者等、周りの人が常に気を配らなくてはなりません。
また、高齢者でも運動習慣が身についていると、体温調節の機能を保てることが知られていますので、日常的に運動を行うのもよいでしょう。

脱水症は血栓が出来やすくなったり、場合によっては命に関わる重篤な症状ですが、正しい水分補給で未然に防ぐことができます。身体の特性上、高齢者は脱水症になりやすいことを認識し、高齢者自身または高齢者の介護者は、脱水症の予防に重点をおいた水分補給を心がけましょう。

スタッフ 坂内

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