こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
雨が続いていますね。
この時期には停滞前線が到来し、長い期間にわたって雨をもたらします。
この雨を秋雨(あきさめ)と言い、秋に日本に停滞する前線を秋雨前線といいます。
秋雨前線は日本に停滞する時期は年によってだいぶ異なりますが、大体9月~10月に多いようです。
関東では、梅雨よりも秋雨の方が雨が多く、またしとしと雨ばかりではなく、台風と重なることもあり、ときに猛烈な風雨となることが特徴です。
長雨は身体にも影響が出てきます。
湿度の高さや気圧の変化から独特の体調不良が起こりやすくなってしまうのです。
特に女性の場合、天候による不調を感じやすく、非常にストレスがかかります。
●多湿による影響
秋雨は気温が低く湿度が高いため、体内の水分が汗となって蒸発しにくくなります。
すると体内に水が貯まりがちになり、貯まった水によって代謝も悪くなり、血液の循環が滞り身体のむくみや冷え、ホルモンバランスの乱れなどがおきます。
●気圧の変化による影響
高気圧と低気圧が交互に入れ替わることで自律神経のバランスがくずれます。
よって身体の調子もなんとなくすっきりしないことが多くなってしまうのです。
●症状
思い当たるものは、ありませんか?
・手足の冷え、お腹の冷え
・いつも眠い
・疲れやすい
・やる気がでない
・耳鳴り、めまい
・頭痛、頭重感
・肩こり、関節痛
・お腹の調子が悪い、下痢
・腰のだるさ
・口内炎ができる
・顔や足のむくみ
・食欲不振
・不安感がある など
自律神経はホルモンのバランスにも影響するため、更年期障害の症状が重くなるのも、秋の長雨の時期だそうです。
●対策
以上の症状は、湿度が高くなることで体内の水分が汗や尿として外に排泄できず、体内に貯まってしまい起こるものです。
つまり水分を代謝させる、発汗を促すことで改善されていきます。
・カリウム摂取
余分な塩分と共に水分を排泄してくれるので、カリウムを摂るのを心がけましょう。
きゅうりやズッキーニ、大根、アボカド、バナナなど、野菜や果物に多く含まれています。
これらの野菜や果物はサラダなどの生で食べる調理法だけでなく、温かくして食べるのがおすすめです。
・半身浴
水は下に貯まりやすく、下半身に症状があらわれやすい特徴があります。
ですので、シャワーだけで済ませず、湯船につかるようにすることが大事です。
また湯船の中で下半身を重点的にマッサージをすると、さらに血流改善が出来ます。
・適度な運動
発汗を促すことに加え、血を巡らせることも必要です。
水分をこまめに補給し、散歩や運動、ストレッチを継続しましょう。
また下半身の筋肉を中心に動かすと、全身の血流改善に効果があり、冷えの解消につながります。
・温かい飲み物、食べ物を摂る
多湿により、体内の消化吸収と水分代謝がうまくできなくなり、消化不良をきたしやすくなります。
気温が高い日も、冷たい飲み物や食べ物は消化不良を悪化させるため、温かいものを摂るようにしましょう。
味の濃いもの
脂肪分が多いもの
も胃腸に負担をかけるため注意が必要です。
・規則正しい生活
毎朝しっかりと太陽の光を浴びることにより、体内時計を整え、自律神経の乱れの改善へと繋がります。
曇りや雨の日でも、太陽の光は地上に届いていますので、朝はカーテンを開けることを日課にすると良いでしょう。
・部屋の湿度管理
換気や、除湿機や乾燥剤を使用し、部屋の湿度を40~70%に保つように除湿をしましょう。
夏の疲れが溜まり、秋の寒暖差や、長雨・・・
身体に負担がかる時期なので、しっかりとケアをしていく必要があります(^J^)
秋雨前線が通り過ぎると数日おきに快晴の日や雨の日を繰り返すようになります。
いわゆる「秋の空」です。
カラッとした青空「秋晴れ」になると気持ちがよく、過ごしやすくなります。
その時までに、身体を整えておきたいものですね( ´ω` )/