日常生活

水分


こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

まだまだ暑くて熱中症の危険がある毎日です。
たくさん水分を摂ってるから大丈夫!!と安心してしていませんか?
水分をたくさん摂っていても間違った飲み方をしていると逆に危険なんです(´・ ・`)

過剰な水分摂取によって生じ、血液検査の結果、体内のナトリウム、つまり塩分が血液中に少なくなって低ナトリウム血症の状態になってしまいます。そして様々な体調不良が起こることを「水中毒」といいます。

発汗が多い季節、つまり夏が多く、サウナ好きの人も注意が必要です。

なぜサウナ好きの方も注意が必要なのかというと、サウナで我慢してたくさん汗をかいた後の体は塩分を失った状態です。すぐに水分を摂りたい上に、キンキンに冷えた水は最高のごちそうで急激に飲んでしまうから起こりやすくなるといわれています。

水を一度にたくさん飲んでしまう原因は他にもあります。

✔過度なダイエット(食事の代わりに水を飲む、食事前に水を飲むなど空腹を紛らわすダイエット法)
✔自律神経が乱れている、過度なストレス
✔精神病による多飲症
✔向精神薬の副作用
✔認知症

他の病気が潜んでいる場合があるのは少し怖いですね(。•́︿•̀。)

短時間(1時間以内)に1リットル以上の水を飲むと起こりやすくなるといわれています。

ではどんな症状が起きるのでしょうか?

《症状》
軽症の場合
・めまい
・頭痛
・頻尿
・疲労感
・浮腫
・下痢   など

めまいなどの症状に加えて、多尿・頻尿の症状がある場合は水中毒が疑われます。

重症な場合
・錯乱
・嘔吐(おうと)
・意識障害
・呼吸困難
・脳浮腫によるけいれん
・肺水腫
・うっ血性心不全など
酷い時は命の危険にさらされることもあります。

水中毒になってしまったら・・・
水分の制限・塩分(塩化ナトリウム)を補充する必要があります。しかし、急速な塩分の補充には気をつけましょう。
脳の損傷を招く恐れがあるため、塩分は時間をかけて徐々に補充する必要があります。

腎臓の機能に何の問題もない場合
水分を制限するだけで血清ナトリウム値が改善すると考えられています。

軽症の場合
水分制限・塩分補給で体調が戻る場合は少し横になり、安静にして様子をみましょう。

重症の場合
輸液によるナトリウムの補充が必要です。

※低ナトリウム血症を急速に補正してしまうと、脳幹部の神経を損傷する恐れがあるので注意が必要です。
呼吸困難になることもあるので、救急車を呼んで対応して下さい。

水中毒にならないためには・・・

こまめに電解質入りのスポーツドリンクの摂取がベストです。他に「塩飴」「梅干し」なども効果があります。
飲む量は1時間に100cc程度、コップ半分程度がよいでしょう。

熱中症も怖いですが、飲み方を間違えると起きる水中毒もかなり危険ですね(T ^ T)

たくさん汗をかいたら一度に大量に飲むのではなく、塩分・水分をこまめに摂って対策しましょう!!

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