介護

高齢者の貧血

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

前回「夏の鉄分不足に注意」というお話をしました。
今回は「高齢者の貧血」についてお話したいと思いますヾ ^_^♪

高齢者の貧血で重要なことは
“貧血に気づかないことがよくある”
ということです。

※基準として65歳以上の方は男女問わずヘモグロビン(Hb)値が11グラム未満を貧血としています。

高齢になると
・日常生活の活動量が少ない
・認知障害による精神神経症状
・狭心症などの循環器症状
・食欲低下などの消化器症状
・ 赤血球を産生する骨髄の病気
・鉄分は十分にあるのにうまく利用できない
・加齢にともなう赤血球産生能の低下、赤血球を刺激するホルモンに対する感受性の低下
・悪性腫瘍、関節リウマチ、感染症、痔などによるもの

これらが原因となり、調べてみたら貧血があったということが多いようです。

また鉄分不足による鉄欠乏性貧血が最も多く、ビタミンB12や葉酸の欠乏も原因になります。
これは年齢とともに食事量が減りタンパク質やミネラルが不足してくることが関係していると思われます。

症状として多くは動悸、息切れ、疲れやすいといったことですが、高齢者の場合だとだるい、微熱がある、なんとなく元気がないといった症状のことがあります。そのため気が付かないことが多いのです。

では貧血の予防として以下のことを心がけましょう(^^)

✔1日30分以上は歩く
✔体内に吸収されやすいヘム鉄の多い肉・魚のタンパク質と鉄吸収を助けるビタミンCを毎日摂る
✔栄養不足にならないようバランスのよい食事を摂る
✔特に症状がなくても1年に1回定期的に健康診断を受け、貧血の早期発見をする

高齢になると若い時よりお腹が空きづらかったり、運動不足により必要とする食事量が減ってしまいますよね。
そうならないためにも、予防法を実践して対策しましょう(^ ^)

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