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オーラルフレイル

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

前回の「会話の効能」のなかで出てきた
”オーラルフレイル”についてもう少し詳しくお話ししたいと思いますヾ ^_^♪

では簡単にもう一度おさらいしてみましょう。

《オーラルフレイルとは?》

噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指し、早期の重要な老化のサインとされています。

噛む力は口まわりの筋肉と歯の本数が関係しており、筋力低下の傾向に大きな男女差は見られません。
しかし飲み込む力は、男性のほうが加齢による低下が生じやすい傾向が見られます。

理由として
・ホルモンバランスの変化(テストステロンの減少)

・もともとの筋肉量が多いため、低下したときの差異が大きくなる

・喉仏の重さで筋肉が下降する

・女性よりも話す機会が少ないため、口周りの筋肉が低下する

などが挙げられます。

歯や口の機能が衰えると、話すことが減るだけでなく、栄養状態の悪化で筋力がやせ、体力が低下し外に出かけることが少なくなってしまいがちです。

《健康で長生きをするためには・・・》

⚫しっかり噛んでしっかりたべる!!

⚫運動する!!

●社会と関わる!!

ことが大切です。

よって健康を保つために歯や口の機能を維持することはとても重要なことなのです。

《予防法》

✔口の中をきれいに保つ
歯を失うとオーラルフレイルになりやすくなります。口の中をきれいにし、歯の喪失を予防しましょう。
また口の中の汚れは、肺炎の原因になるため注意しましょう。
むし歯や歯周病で歯を失わないように、定期的な健診を受けることも大切です。
失ってしまった部分は、補うための歯科治療(かぶせ、ブリッジ、義歯など)を受けましょう。

✔口のなかの保湿
唾液が少なくなると口の中の汚れや細菌が停滞しやすくなります。
また食べ物が飲み込みにくくなったりするため
・口を日頃から動かす
・良く噛んで食べる
・保湿剤などを利用 ・・・・など
口の乾燥を防ぎましょう。

✔口腔体操をする

一部ですが体操を紹介します。

*口・舌の動きをスムーズにする体操*

口の形を「う~」の形にし、口をすぼめる
口の形を「い~」の形にし、口を横にひらく

*口・頬の体操*

大さじ1杯程度の水を含む(含まなくてもよい)
頬を膨らませた後、すぼめる
この動きを数回繰り返す

*舌の体操*

舌を左のほおの内側に強く押しつける
指で、押し出された舌の先を、ほおの上から押さえる
指に抵抗するように、ゆっくり10回舌を押し返す
右のほおでも同じこと繰り返す

*飲み込む力をつける体操*

ゆっくり大きく口を開け10秒間キープする
しっかり口を閉じ、奥歯をかみしめて舌を上あごに押し当てて10秒間キープする
これらの動作を3回繰り返す
1日10秒間、朝夕2セットおこなう

*噛む力をつける体操*

姿勢を正し、唇を閉じてしっかりとガムを噛む
ガムは1カ所ではなく、左右両側で均等に噛む
2分間はリズムを決め、3分間は自由に、計5分間かむ
1日2回(朝と夜)行うとよい

どのトレーニングも、続けることが大切です。

なかなか毎日は続かないという方には
「ガラガラうがい」「ブクブクうがい」
がいい方法です。

口に水をふくんで上を向く「ガラガラうがい」
ほお全体をふくらませる「ブクブクうがい」
意識してやることで口の機能を鍛えることにつながります。
いつもより「少し長め」「少し回数多め」を意識して行いましょう。

早めに気づき対策をすることで
“健康で長生き”を目指すことができます。

もしかしたら・・・と思ったらぜひ試してみて下さい(^-^)V

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