病気・怪我

耳鳴り

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

皆さんは耳鳴りがすることはありますか?
特に中高年になると耳鳴りを感じたことがある方が多くなります。
なぜかというと、加齢により内耳や聴神経の機能が衰えることにより起こるからです。
そのため、脳への音の伝達がうまくいかなくなります。聞こえにくさがあると、脳は聞こえない音を補うために、活発に活動します。そして、脳の活動そのものが音として認識されてしまうようになり、耳鳴りが起こりやすくなるのです。
高齢者全体の2割〜3割の方に、耳鳴りが起こっているといわれています。
また、難聴を伴う場合もあり、一般に老人性難聴と呼ばれます。
50歳以降に高い音の耳鳴りが発生したら、老人性難聴の可能性が高いともいわれています。
老人性難聴といっても、聴覚細胞の老化には個人差があるので、40歳代から耳の状態にも気を付けたほうがいいそうです。
また、慢性の中耳炎にかかっている方も老人性難聴を起こしやすいそうなので、予防のためにはきちんと治療する必要があります。

<特徴>
・両方の耳に起こることが多い
・人の声などがこもったように小さく聴こえる
・とくに周囲に音楽や雑音があると相手の声が聴き取りにくくなる
・だれかと話をしている時、ほかの人に話しかけられても聴き取りにくい
・大勢での会話が苦手
などがあります。

老人性難聴は根本的な治療が難しく、日常生活に支障をきたす場合には、補聴器が必要となります。
補聴器を使う時は、自分に合うものを選ぶことが大切なので、事前に耳鼻咽喉科を受診し、他の耳の病気はないか、音や言葉をどの程度聴き取ることができるのかなどを検査してもらい、補聴器についてもアドバイスを受けるといいでしょう。

耳鳴りは一過性のものが多く、すぐに治まってしまいます。
しかし起こる原因には、自分でも気付かないような疲労や肩こり、ストレス、もしくは脳の病気などが隠れていることが少なくありません。
すぐに治まった場合でも、からだが教えてくれるサインと受け止め、休養をとる、気分転換をする、睡眠時間に気を付けるなど、生活を見直しをしてみましょう。

また、次のような
・急に耳が聞こえにくくなった
・めまいがある
・気持ちが悪く、吐きそう
・10分以上耳鳴りが続く
・「キーン」「ピー」といったような高音性の耳鳴り
・低い音の耳鳴り(「ブーン」「ジー」)と同時に、めまいや耳内の閉塞感などの症状がある
などの症状がある場合は一度医療機関を受診し、原因となる病気がないか検査することをおすすめします。

他にも耳鳴りとともにいつもと違う症状、
手足のしびれ
舌のもつれ
物が二重に見えるなど
のめまいが出たら、脳梗塞の発作である可能性が高いため、救急車を呼びましょう。

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