未分類

バリアアリー

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

「バリアアリー」という言葉をご存知ですか?
この言葉は「バリアフリー」の反対語で、安全を第一に確保しながらも、あえて段差や階段などのバリアアリーの環境で過ごし、逆に生活意欲などの向上や自立を促す取り組みのことです。

以前にメディアにも紹介されているバリアアリーのデイサービス(千葉県)には脳梗塞の後遺症などで歩くことが難しい人たちが多く集まっています。
そして2階に上がる階段が29段あったり、手すりの代わりに不安定なロープが張られていたり、施設内に段差や坂が至る所にあったりなどさりげなくスタッフが見守りフォローして、バリアアリーな環境で自然と足腰を鍛えているのです。

そしてこのデイサービスに通うことにより日常生活の改善や気持ちが前向きになり意欲向上などの効果につながっているようです。

外に出ればバリアフリーではないところが、まだまだたくさんあります。
バリアフリーの生活に慣れてしまうと、筋力も低下し、バリアありの場所に行きたがらなくり引きこもりがちになってしまうそうです。

「バリアフリー化する」というのも間違いではありませんが、少し不便な環境において本人にとって難儀な動きを繰り返し、自ら動き続けることで、日常的に必要な動作と筋肉は維持されます。

「自分でできることは自分でやる」そんな機会をどんどん作っていかなければいけませんねヾ ^_^♪

少しずつ広がっているバリアアリー。
今一度生活環境を見直して考えてみてはいかがでしょうか?

関連記事

最近の記事

  1. 秋のアレルギー

  2. 残暑バテ

  3. 耳鳴り

  4. 夏季うつ

  5. 夏に高齢者が寒がる理由