介護

高齢者も要注意、花粉症!

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

現在、スギ花粉のピークがやってきましたね。
ヒノキも少しずつ飛び始めているようです。

ウェザーニュースによると、スギ・ヒノキの花粉飛散が少ないとされる北海道と沖縄を除く全国を対象に、2019年3月15日〜16日に聞き取り調査を実施し9361人の回答を集計したところ、58%は花粉症の自覚があることが判明しました。

日本人の国民病となってきている花粉症(´・-・`)

高齢になると軽くなるとも言われていますが、
こんな説もあるようです。

「加齢にともなって免疫力が低下していることがあるため、花粉症を含めたアレルギー疾患を発症するリスクが高まっている場合がある」
そうなのです。

以前は、高齢になるとアレルギーによる症状は緩和していくと考えられていましたが、現在は必ずしもそうではないことがわかっています。

そのため花粉症の他にも、食物アレルギーや、おむつの使用などによる接触性のアレルギーなども増加しているといわれます。
アレルギーは重症化すると命にかかわる重大な症状を引き起こすこともあり注意が必要です

高齢者が発症するアレルギー疾患は、原因が特定できないことも多く、治療の対策が難しいといわれます。

また花粉症の主な症状である
・鼻がつまる
・無色透明のサラサラした鼻水
・連続してくしゃみが出る
・朝方(寝起き)に症状が出やすい

春にこのような症状があれば、まず花粉症と思う人は多いと思います。
しかし高齢者でいつまでも症状が長引く、薬がよく効かないといったときは、他の病気を疑った方がいいかもしれません。

《老人性鼻漏》
花粉症とまぎらわしい病気のひとつで、サラサラした透明の鼻水が出ます。
花粉症の鼻炎が花粉というアレルゲンに反応して起こるのに対し、この老人性鼻漏は加齢による鼻の粘膜の変化が原因となって起こります。
鼻水以外にくしゃみなどの症状はみられず、刺激物を食べたときや朝方に鼻水が出やすいといった特徴があります。
このように老人性鼻漏の原因はアレルギー性鼻炎とは異なるので、鼻炎薬はほとんど効果がないといわれています。治療としては、鼻粘膜を温めることが基本になります。

《血管運動性鼻炎》
急激な気温の変化によって起こる鼻炎で、寒暖差アレルギーとも呼ばれます。
くしゃみ、鼻づまり、サラサラした透明な鼻水が主な症状ですが、不眠や食欲不振などをともなうこともあります。
鼻水の分泌は自律神経によって調節されますが、自律神経のバランスが乱れることでこのタイプの鼻炎が起きると考えられているそうです。
症状の特徴として、暖かい室内から出て冷たい外気に触れたときや朝方に大量の鼻水が出るといったことがあげられますが、特に高齢者の場合は、温かい食べ物を食べていると大量に鼻水が出ることがあるようです。
対処法としては、アレルギー性鼻炎に対するものと同様の治療に加え、日常生活の中でストレスを溜めず自律神経を整える、体を暖めることも大切になるのです。

鼻炎による鼻づまりや鼻水などの症状は嗅覚に影響します。
嗅覚は加齢により少しずつ低下していきますが、重度の嗅覚障害がある人は正常な人に比べ、脳の萎縮が早く進み、認知症になりやすいということもわかってきました。

このことから鼻炎をこじらせて嗅覚障害が起きないように対策する必要がありますね( ´ω` )/

鼻の症状が長引く・気になるときは早めに耳鼻科を受診し、原因を特定して適切な治療をしていきましょう。

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