日常生活

乳酸菌の正しい摂り方

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

乳酸菌は身体にとっていい働きがあるということをご存知の方は多いと思いますが、正しい摂り方を知っていますか?

まず乳酸菌とは、発酵により糖から乳酸を作る微生物の総称です。
乳酸菌は腸内で大腸菌などの悪玉菌の増殖を抑え、身体に有益な効果をもたらすため善玉菌とも呼ばれています。
漬物、日本酒、チーズ、ヨーグルトなどの食品の製造にも使われており、ビフィズス菌も乳酸菌の一種です。

種類は300種類以上あり、同じ名前の乳酸菌であっても、菌株によって微妙に異なる特徴や性質があります。
ですので乳酸菌の力を健康に役立てるためには、種類ごとの違いを知り、また一人一人腸内環境が異なるため自分の体質にあった菌を選択することが大切です。

自分にあう乳酸菌を見つける方法は、時間も手間もかかりますが、実際に自分でヨーグルトやサプリを摂って試すのが最も確実です。
複数の乳酸菌が配合されたサプリメントを選ぶのも良いでしょう。

《乳酸菌の摂りかた》

✔色々な種類の乳酸菌を摂る
種類によって活動する場所が異なりその働きも様々なので、色々な種類の乳酸菌を摂った方が良いとも言われています。人それぞれ身体に合う乳酸菌は違うので、目的にあわせた乳酸菌を摂り自分の体に合いそうなものを続けていきましょう。

✔毎日乳酸菌を摂る
乳酸菌は継続して腸内に補充するとより効果的です。

✔食後に摂る
食後は胃酸が1番薄まっている時なので、腸に届きやすくなります。

✔1回の摂取量を多くしても効果なし
国が推奨している乳製品の1日の適量は、ヨーグルトであれば小2パック程度だそうです。
食べ過ぎはエネルギー過剰や栄養バランスの乱れに繋がります。
特定保健用食品や機能性表示食品には摂取目安量が記載されていますので参考にして下さい。メーカーのサイトに摂取量が記載されていることもあるので確認してみると良いでしょう。

✔気長に続けてみる
目的に合った乳酸菌を見つけたら、すぐに効果が出るものではないのでまずは同じものを2週間試してみましょう。気長に続けることが大切です。

✔食物繊維やオリゴ糖などと一緒に摂取する
乳酸菌のエサとなるため、一緒に摂取することにより相乗効果が期待されます。
・オリゴ糖→大豆、玉ねぎ、アスパラガスなどに多く含まれます。
プレーンヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べるのもよいそうです。
・食物繊維→野菜類のうち特に根菜類、きのこ、こんにゃく、海藻類などに豊富に含まれています。

《乳酸菌の種類》

ほぼ全ての乳酸菌が便秘予防・解消や免疫力を上げる効果を持ちます。
特に特徴的な効果がある乳酸菌を紹介したいと思います(^^)/

●花粉症改善●
・ビフィズス菌BB536株
・シロタ株
・乳酸菌EC-12
・乳酸菌ヘルベ
・L-92乳酸菌 など

●アトピー性皮膚炎の改善●
・クレモリスFC株
・乳酸菌EC-12
・ビフィズス菌BB536
・L-92乳酸菌 など

●潰瘍性大腸炎の改善●
・ビフィズス菌BB536株 など

●体脂肪を減らす●
・CP1563株 など

●血糖値の上昇抑制●
・クレモリスFC株 など

●血清尿酸値の上昇を抑制●
・PA-3 など

●内臓脂肪を減らす●
・ガセリ菌SP株 など

●風邪予防●
・乳酸菌B240
・プラズマ乳酸菌 など

●インフルエンザ予防●
・乳酸菌FK-23
・ビフィズス菌BB536
・乳酸菌EC-12 など

乳酸菌の種類の多さと異なる効能がたくさんあるということが分かると思います。
紹介したのはほんの一部なので、スーパー等で乳酸飲料・ヨーグルトを買う前に、商品の説明書きを参考にして、他の商品と比較し、自分の症状にあったものを探すといいのではないでしょうか(^ ^)

乳酸菌を正しく摂って、身体に役立てていきましょう♪

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