麦ご飯

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

皆さんは「麦ご飯」の効果をご存知ですか?
麦ごはんとはもち麦や押し麦などが入ったヘルシーなもので、ダイエット効果を期待して白米の代わりに食べている方も多いようです。
白米に混ぜて食べるだけで色々な効果が期待されます。 《麦ご飯の効果》

●コレステロールの生成を抑える

βグルカンという食物繊維により、腸内に入ると短鎖脂肪酸の生成を促進することで、体内でのコレステロールの生成を抑えると言われています。
また、コレステロール値に問題がない人の場合でも、コレステロール値が下がりすぎることはありません。

●血圧・血糖値を抑える

食物繊維であるβグルカンには糖質の吸収を抑える作用もあります。
食事の際に糖質が多い物を食べると血糖値が急上昇してしまいますが、βグルカンを含む麦ごはんを食べることで血糖値の急上昇を防ぎ、糖尿病予防や肥満防止にも効果が期待されます。

他にもこのβグルカンには、塩分の吸収を抑える働きもあるため、高血圧の予防や改善にも役立ちます。

●便秘を解消

水溶性食物繊維と不溶食物繊維をバランスよく含むため、食物繊維の働きで腸内環境が改善すされます。
よって便秘の解消や、腸内細菌のエサになり(水溶性食物繊維)、体内の水分を吸収して便のかさを増し排便を促す(不溶食物繊維)ことから、相乗効果によって便秘の解消につながります。

●食べ過ぎ防止

食物繊維はお腹に溜まりやすいため、満腹感が持続します。
さらに食物繊維が多いと噛み応えが増すことも適度な満腹感につながります。

また高齢者の悩みのひとつである便秘ですが、麦ご飯の摂取で便秘が改善するという研究結果もあるそうです。

しかし食べ方を間違えると、逆に便秘や下痢、お腹の張りを起こしたり、胃に負担をかけてしまったりといったデメリットが生じます。
注意点をしっかり守った上で摂取しましょう。 《食べ方のポイント》

✔ごはんに混ぜる麦を減らす
→個人によってデメリットとなる症状が出る量は異なるため、まずは1割程度の量から始め、徐々に増やしてちょうど良い量を見つけていきましょう。

✔水分と一緒に摂取する
→不溶性食物繊維は水分を吸収して便のかさを増やすことで便通を促します。そのため水分が不足していると逆に便秘になる場合もあるのです。
味噌汁などの汁物の料理も水分補給になるので、麦ごはんとともに汁物の料理を食べるのもおすすめです。

✔よく噛みながら食べる
→消化器への負担を軽減するためにも、よく噛んで食べることが大切です。
特に胃腸が弱い傾向にある場合は、1口につき30回程度は噛むことを意識してたべてみましょう。

✔朝・昼に食べる
→腹持ちがよいのですが、逆に消化に時間がかかります。そのため夜に食べてしまうと胃腸への負担が増えるので、夜ではなく消化する時間が確保できる朝か昼に食べるのがおすすめです。

✔納豆・漬物と一緒に食べる
→腸内の善玉菌のエサになる水溶性食物繊維が豊富な麦ご飯と、乳酸菌や納豆菌を含む納豆や漬物を一緒に摂取すると、相乗効果によって腸内の善玉菌をより効率的に増やすことができます。

✔30分以上吸水させてから炊く
→麦ごはんは白米に比べて消化に悪いため、ごはんを洗ったら30分以上吸水させてから炊くとよいでしょう。
しっかりと吸水させることで柔らかく炊きあがり、消化しやすい状態になる上に、ふっくらとした美味しい仕上がりになります。

お正月食べすぎて太ってしまった、便秘に悩まされているなんて方は、上手に麦を食べて悩みを解消していきましょう(^ ^)

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