日常生活

冷え性

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

冬がだんだんと近づいて来ました。
この時期に辛くなってくるのが、手足(末端)や全身の冷えがおきる冷え性です。
体を温める力が不足すると体の機能がうまく働かなくなります。よって
・疲れやだるさ
・めまい
・頭痛
・下痢、便秘
といった症状につながる可能性があります。
内臓が冷えている方は冷え性の自覚がなく、お腹を壊しやすかったり、下痢になったりという不調がでやすくなります。

また高齢の方の場合だと、
筋肉量の減少
体温調節機能の低下
自律神経の乱れ
などが原因となり冷え性になりやすいといわれています。
身体が冷えると免疫力は低下し、感染症にかかるリスクが上がりますので、気をつけなければなりません。

冷え性を改善させる方法

色々な方法があると思いますが、今回は簡単にできるオススメの方法をお伝えしたいと思います(^^)

キーワードは「仙骨」です。

「仙骨」とは?
腰の中央、背骨の一番下に在る三角形の形をした骨のことをいいます。
仙骨は人間の骨格の要となっていて、上半身を支え、上半身と下半身をつなぐ大事な役割をしています。
また自律神経の束は、脳から仙骨にある穴を通って下肢までつながっています。

冷え性改善させる方法は?
仙骨を温めましょう。
お腹のまわりや太ももなど全身の血流が改善されます。
内臓へつながる神経の働きがよくなるので、血流がよくなるだけでなく、
・下半身のむくみや倦怠感の改善
・肩こり、腰痛、眼精疲労の改善
・夜間トイレで目が覚めるといった症状の改善
・自律神経の乱れにより起きる症状の改善
にも期待できます。
また、カラダの芯から温まるので、免疫力アップにも繋がります。

方法①シャワーを当てる
入浴時、40〜42℃くらいで水圧を強くし、シャワーを30秒間当てます。
これを1~3回おこないましょう。
※高齢の方や糖尿病の方に行う場合は、温度調節に気をつけて下さい。

方法②カイロを貼る
大判のカイロなら仙骨を覆うように横向きに、小さめのサイズなら仙骨の左右の角を覆うように縦に2枚貼りましょう。
※お尻の割れ目のすぐ上にカイロを横位置で貼ると仙骨に当たります。

おなかが冷えているときはおへその下6〜7センチの場所にもプラスすると、更に全身の血流が改善されます。

夜寝る前に温めると、寝つきがよくなり深い睡眠を誘います。
また、昼間に温めると、疲れやすい、手足が冷える、肩が凝るなどの不調がやわらぎます。

※低温やけどの恐れがあるので、長く使用する際は、40℃までしか温度が上がらない直接肌に貼れるものを貼るのがオススメです。
衣類の上から貼るカイロを使用する際は、
・肌に直接貼らない
・下着など薄い衣類に使用する場合は注意する
・長時間同じ所でのご使用は避ける
・1時間に1回程度、肌の状態を確認
・熱すぎると感じたらすぐに剥がす
ようにしてください。
こちらも高齢の方や糖尿病の方は特に注意して貼りましょう。

2つとも、すぐに実践出来そうな簡単な方法ですね(^J^)
特に女性は、仙骨のまわりに子宮や卵巣など女性の大切な機能に深く関与しているため、生理不順や月経前症候群(PMS)の改善にもなります。

カイロの貼り方にはよく注意して、身体全体を温めていきましょう( ´ω` )/

関連記事

最近の記事

  1. 秋のアレルギー

  2. 残暑バテ

  3. 耳鳴り

  4. 夏季うつ

  5. 夏に高齢者が寒がる理由