こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
毎日のように熱中症警戒アラートが発令され、厳しい暑さが続いています。
6月~9月にかけての夏場に、こんな症状はでていませんか?
✔特に思い当たるストレスや理由がないのに夏場になると気分が優れない、気分が沈む
✔些細なことでイラッとする
✔仕事や勉強に集中できない
✔好きだったことが楽しめない、やる気にならない
✔理由もないのに不安感がある
✔細かいことが気になる
✔イヤなことがあると夜遅くまで考え込んでしまう
✔寝つきが悪かったり、途中で目が覚めたりしてよく眠れない
✔食欲がない
✔口が乾く
✔体がだるい、重い
✔肩こりや頭痛、吐き気など身体的不調がある
✔すぐに疲れる、疲れが取れにくい
食欲不振、不眠といった夏バテと似たような症状と、不安感・気分が落ち込むといった精神症状がある場合は「夏季うつ」かもしれません。
夏季うつは医学的な診断名ではなく、6~9月に不調が表れる季節性感情障害の一種です。
同様の不調が冬に出ると「冬季うつ」と呼ばれます。
原因ははっきりしていませんが、春先から少しずつたまる「疲労」の影響が大きいと考えられていています。
また夏季うつは、体内の水分やミネラル成分の不足に伴う脱水、あるいは暑さによる食欲低下に随伴して引き起こされる栄養不足、あるいは暑さとエアコンによる冷えの繰り返しによって引き起こされる自律神経の乱れなども、大きく関わっているようです。
そのため、今年のような猛暑が続く時には、暑さで体力が低下しているので、「うつ」のリスクも高まってしまうのです。
症状が夏バテともよく似ているために、自分ではなかなか気付けないことが多いようです。
夏季うつと夏バテ、一般的なうつとの違いは、
・身体の不調に加え、心の疲れがあるか
→何をするにもやる気が出ない、気分が優れない、憂鬱な気持ちが続く・・・など
・思い当たるストレスや理由がないのに気分が優れない
・疲労感がなくならない
といった状態が長引いているかで判断してみてください。
では、夏季うつを防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか。
1番のポイントは、隠れ疲労を溜め込まないことです。
そのためには普段の生活から食事や睡眠、運動のバランスを整えることが大切です。
●日光を浴びすぎない
気温が高い夏の時期に外出すると疲労感が溜まり、夏季うつや夏バテを引き起こしやすくなります。
さらに夏の厳しい日光は疲労感を増長させるため、日光の浴びすぎには注意しなければなりません。
また日光を浴びて上がった体温を下げるには、首がつく関節や、膝裏などの皮膚が薄いところを濡らしたタオルや保冷剤で冷やすのが効果的です。
●体感・体調に合わせた室温設定をする
室内にいても、冷房を使わずに室温が高くなっていると、身体のだるさやストレスを感じやすくなります。
夏の時期は冷房をつけるのを我慢せず、体感や体調に合わせた室温設定で過ごしやすい空間をつくりましょう。
また、体感だけで判断するのではなく、温度計で室内温度を定期的に確認することも大切です。
また、温度差が大きくなりすぎないように認識すると同時に、体をアイシングなどで冷やし過ぎないように注意しましょう。
●食生活の見直し・改善
栄養が偏ると精神の安定を促すセロトニンが不足し、精神状態に不調をきたすおそれがあります。
肉や魚、卵などのたんぱく質を積極的に摂取し、飲み物は清涼飲料水ばかりではなく、牛乳や豆乳を選ぶといいでしょう。
ビタミン群も体力や免疫力を上昇させると考えられているので、積極的に取り入れましょう。
●良質な睡眠をとる
良質な睡眠がとれていないと、疲労の蓄積や自律神経の乱れにより、夏季うつが発症しやすくなります。
就寝前はブルーライトが発生するテレビやパソコンやスマートフォンなどを見ない、
夕方以降はカフェインを含むコーヒーやエナジードリンクを控える、
熱のこもりにくい冷感性のある素材の寝具を使用する、
室内の空気を循環させる、
などの工夫をし、睡眠を妨げる要因を排除することが大切です。
●カフェインを摂りすぎない
暑い夏は冷たい飲み物が進むため、知らずにカフェイン摂取量が多くなる方がいます。
カフェインには覚醒作用があるため、飲み過ぎると刺激過多となって疲れがたまることがあります。
アイスコーヒーやアイスティー、ウーロン茶などを水のように飲み干す習慣のある方は、夏の間のカフェイン摂取量が多くなり過ぎないよう注意しましょう。
水分補給としては水や麦茶などのノンカフェイン飲料がおすすめです。
また、夏の時期に限らず、普段から「自分は体力がない」と自覚している方は、軽い運動や有酸素運動を日常生活の中に取り入れることを心がけるも予防になるそうです。
身体も心も暑さに負けないよう、生活習慣を見直して、夏を乗り越えていきましょう( ´ω` )/