こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
年齢を重ねるごとにこんな目の症状が出てきていませんか?
当てはまるものに、チェックをしてみましょう。
□目が疲れやすくなった
□夕方になると見えにくくなることが増えた
□新聞や本を長時間みることが少なくなった
□食事の時にテーブルを汚すことがたまにある
□眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが 多くなった
□眩しく感じやすくなった
□はっきり見えない時にまばたきをすることが増えた
□まっすぐの線が波打って見えることがある
□段差や階段が危ないと感じたことがある
□信号や道路標識を見落としそうになったことがある
2つ以上当てはまった方は「アイフレイル」かも知れません。
では、最近よく耳にするアイフレイルとはなんの事でしょうか。
アイフレイルとは
加齢によるものや様々な外的ストレスが加わることにより目の機能が低下した状態、またはそのリスクが高い状態のことです。
40歳を過ぎると、体力が衰えるのと同じように目も衰えてきます。
何となく見えにくいなど、最初のうちは自覚しないことも多いかもしれませんが、徐々に視機能に障害があらわれてきます。
歳のせいだからと放置しておくと、日常生活において見え方に不快感や困難を感じ始めたり、生活の質(QOL)の低下につながったり、重大な病気の初期症状が出ているのを見逃してしまうかもしれません。
ですので、目の健康寿命を延ばすには、早期の発見と適切な治療が大切です。
進行する要因
・加齢による目の機能の衰え
・糖尿病
・高血圧
・喫煙
糖尿病や高血圧、喫煙なども要因となりますが、特に影響がおおきいのは加齢による目の衰えからくるものです。
年齢を重ねると、網膜や視神経の機能が落ちてきたり緑内障や白内障などになったりと、さまざまな疾患にかかりやすくなります。
緑内障や白内障といった目の疾患は、見え方の不調による影響は視覚だけにとどまりません。視覚障害は要介護の原因となりうる転倒のリスクを2.5倍に増やすという報告もあるそうです。
ほかにも、認知機能の低下と視覚障害の関連があるということも分かってきています。
アイフレイルの予防法
まずは生活習慣を見直すことが大切です。
・規則正しい生活
・バランスのよい食事
・適度な運動
・十分な睡眠
などを心がけましょう。
また、食事の時に次の栄養素を意識して摂ると
目のケアに繋がります。
●ビタミンB群
→視神経を正常に保つ、充血の解消
例)豚肉、うなぎなど
●ビタミンC
→水晶体の透明度を保つ、コラーゲンの生成
例)ピーマン、みかんなど
●ビタミンA
→網膜の保護
例)レバー、にんじんなど
●ビタミンE
血行促進、抗酸化
例)かぼちゃ、アーモンドなど
●アントシアニン
→疲れ目回復、抗酸化、細胞の保護
例)ブルーベリー、さつまいもなど
●ルテイン
→網膜の変性を防ぐ
例)ケール、ほうれん草など
目を使いすぎに注意し、疲労を感じたら試してみましょう。
<目の血行促進、疲労回復ストレッチ>
顔を動かさないように気を付けながら、目だけを動かし黒目が真上(時計の針の12時方向)になるように視線を上向きにする
自分の顔を時計の文字盤に見立てて目線を針のようにイメージし、眼球を時計回りに1時から順番に動かし1周させる
※5回転程度を目安にしてください。
逆回りに目線を動かしても効果があります。
<ドライアイ・まぶたのむくみトレーニング>
額や眉間にシワを作らないように注意しながら目をギュッと閉じてそのまま2秒キープする
目をパッと大きく開いて2秒キープする
※5回程度を目安にして下さい。
額や眉間にシワが寄らないように、手のひらを額につけて皮膚が動かないようにするとより効果があがります。
また、定期的な眼科検診を受けることで、眼疾患の早期発見・治療につながります。
大切な目のために、今から出来ることを実践して守っていきましょう( ´ω` )/