こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
外出自粛やイベントの中止などで、他人との交流が減り、会話が減っていませんか?
会話をしなくると様々な影響があります。
①物忘れが多くなる
②口周りの筋肉が衰える
③喉の声帯が衰え、声がかれたり、発声しにくくなったりする
④うつなどの精神的疾患になりやすくなる
などが例として挙げられます。
①物忘れが多くなるについて
リアルに人と会って会話することにより、脳の広い範囲を刺激し、血流がよくなり活性化します。
特に高齢者の方が、人と会わないで家に閉じこもっていると、脳の刺激が著しく減ってしまい、物忘れがひどくなったり、認知症や寝たきりのリスクを高めることにつながります。
また、悩みや不安を貯め込まず、誰かに話すことでストレス解消にもなります。
高齢者に限らず、健康的に暮らすために会話は欠かせません。
②口周りの筋肉が衰えるについて
口周りの筋肉の衰え、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み身体の衰え(フレイル)の一つを「オーラルフレイル」といいます。
・食事でよく食べこぼすようになった
・固いものが噛めなくなる
・むせることも増えた
・滑舌も悪くなってきた
・口が乾く、匂いが気になる など
こうした状態が続くようであれば、オーラルフレイルの可能性があります。
早期の重要な老化のサインとされているオーラルフレイルは、放置しておくと要介護状態に陥ることになるかも知れません。
健やかで自立した暮らしを長く保つためには、オーラルフレイルに早く気づき、予防や改善に努力することが重要です。
③声帯の衰えについて
声を出す機会が減ると、喉の声帯が衰え、声がかれたり、発声しにくくなったりすることがあります。
老化や声を出す機会が減ると、声帯が痩せて萎縮し、声門がしっかり閉じなくなります。
この症状を「声門閉鎖不全」と呼び、そして声が出しづらくなるのです。
また、声帯の衰えはごえんを誘発し、よって肺炎にもつながりかねません。
喉を酷使していないのに
・声が出ない
・声がかすれる
・以前と声質が変わった など
痛みや腫れ、せきなど他の症状がなく、こうした声の変化が表れる場合、発声の機会減少による声帯の衰えが考えられます。
自分で声帯の衰えを確認する方法として、
息を吸って「あー」と声を出し、一息で何秒続くかを計ることで分かります。
年齢を問わず呼吸機能が正常なら
男性で15秒未満
女性は12秒未満
で声帯萎縮の可能性があり、10秒以下だと誤嚥のリスクが高くなるそうです。
”誰かと会話すること”はなにげなくやっていましたが、健康を保つためにとても大切なことだと改めて実感しますね( ´ω` )/
1人暮らしの方は話し相手を見つけるのは難しいと思いますが、ひとりでもできる習慣として、本や新聞の朗読のほかに「テレビ番組に参加しているつもりで話し掛けること」もとてもいい方法だそうなので、試してみてはいかがでしょうか。