こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
皆さんは「副腎疲労」という状態をご存知ですか?
「副腎疲労」は正式な病名ではありません。
では、どのような状態のことを言っているのでしょう。
副腎の働きは
・さまざまなホルモンを分泌
・血糖値を上げ、エネルギーを生みだす
・血圧を高める
・精神的・肉体的なストレスに対抗する
・炎症・アレルギーを抑える
などを行っています。
しかし、働きが弱くなることで、ストレスに対抗できなくなってしまい色々な症状を引き起こしてしまいます。
つまり「副腎疲労」とは
このような状態のことをいいます。
心当たりのある症状はありませんか?
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✔常に疲れを感じ、何をするにもおっくう
✔朝起きられない
✔起きた瞬間から疲れを感じる
✔一日中寝ている、いつまでも寝ていたい
✔どんなに睡眠時間を取っても、ゆっくり休ん だ気になれない
✔原因不明の疲労感が続く、だるい、身体が重い
✔寝付きが悪い、夜眠れない
✔熟睡できない
✔集中力が低下する
✔頭が働かない
✔物忘れがひどくなる
✔新しいことの取り組む元気が湧かない
✔何ごとにもやる気が出てこない
✔風邪を引きやすい、感染症にかかりやすい
✔めまいがする、頭がふらふらする
✔うつ状態である
✔ストレスに対処出来ない
✔炎症を起こしやすい
✔急に鼻炎や蕁麻疹、湿疹、皮膚炎になり、改善しない ・・・ など
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これらの症状が多く当てはまった場合、一見まったく別の症状のように見えますが
「副腎疲労」の可能性があります。
・生活習慣を改善
・ゆっくり睡眠
などに加え、副腎が正しく機能するように気を配ってみましょう。
原因は・・・?
長期間にわたるストレスが原因であることが多いため、30代後半~40代にかけて多いのが特徴です。
精神的なストレスばかりが原因とは限らず、
・食物アレルギーや花粉症
・感染症
・有害物質による汚染
・不規則な生活
→夜間シフトのある職業など
・時差などの身体的なストレス
・食生活
→炭水化物、食品添加物、化学合成物質、アルコール、カフェイン、白砂糖、スイーツ、ジャンクフードの摂りすぎ
などが原因で副腎に負担がかかってしまいます。
副腎の働きが改善されると・・・
対ストレスだけではなく血圧・血糖値をコントロールし、免疫機能を高めてくれます。
メンタルも安定し、脳血管疾患や心疾患などの生活習慣病を予防する働きも期待できます。
更に女性では月経前症候群や更年期障害に悩んでいる方が多くいますが、副腎は性ホルモンも分泌しているため、婦人科疾患の改善もされるそうです。
副腎疲労を回復させる食材とは・・・
食事は、さまざまなホルモンの原材料となる栄養素を取り入れるための大切な手段です。
よって適切に摂り込むことが重要です。
また同時に副腎に負担をかける食べ物※を避け、これ以上疲れないようにしてあげましょう。
※原因のなかの食生活の項目に出てくるもの
●肝臓の機能を高め、デトックス!!
副腎疲労の原因のひとつに、体内に蓄積される有害物質や重金属があげられます。
これらは肝臓の機能によりデトックスされますが、現代の食生活では肝臓機能も落ちがちなため、まずは肝臓の機能を高めてくれる食材を食べましょう。
・玉ねぎ、にんにく、パクチー、生姜などの薬味
・フレッシュなハーブ野菜
・色が濃く、苦みのある野菜
特に緑黄色野菜には抗アレルギー作用・抗酸化作用があり効果的です。
●不足している栄養素を摂る!!
副腎疲労の人はビタミンB群・ミネラル・カルシウムが不足しているといわれます。
副腎がうまく働かないと、腸にも影響が出て、副腎疲労の回復に必要なカリウムやナトリウムなどの吸収率も落ちてしまいます。
またビタミンB群やミネラルが不足すると、メンタル不調につながりやすくなります。
・ミネラルや亜鉛:海藻、海苔、魚介類など
・カルシウム:チーズ、小魚など
・ビタミンB:豚肉、玄米など
●オメガ3脂肪酸を積極的に摂る
健康維持に良いとされているオメガ3は体内でつくることができないため、食事から補う必要があります。
・サンマやアジ、イワシなどの青魚
・エゴマ油、アマニ油など、αリノレン酸が含まれる植物油 など
●良質なタンパク質、脂質を摂る!!
良質なタンパク質とは、アミノ酸がバランス良く含まれているタンパク質のことです。
動物性タンパク質:肉類、魚介類、牛乳・乳製品には、多くの必須アミノ酸が含まれているため、バランスよく食べることで、副腎はもちろんのこと全身の健康維持に役立ちます。
食生活を見直すことで、今まで長く続いた症状を改善出来るかもしれません。
原因不明の体調不良が続いているなら、まずは試してみてはいかがでしょうか( ´ω` )/