こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
気温が上がりだるさや立ちくらみ、動悸などの体調不調が起こることはありませんか?
夏バテかなと思う方も多いと思いますが、もしかしたらその症状は貧血かもしれません。
ではなぜ気温が高くなると貧血になるのでしょうか。
その原因は「汗」です。
汗の成分に鉄分が含まれており、知らず知らずに鉄分が失われてしまいます。
塩分補給や水分補給はこまめに意識しておこないますが、鉄分の補給はあまりしないですよね。
特にスポーツをしている人は、水分・塩分の補給だけでなく、鉄分の補給も重要です。
大量に汗をかいて鉄分を喪失してしまうだけでなく、体内で鉄分を貯蔵する役目である筋肉量が増えることによって、体が必要とする鉄分も多くなるからです。
鉄分は血液中で酸素を体のすみずみまで運ぶという大きな働きがあります。
不足すると酸素が体に充分にいきわたらなくなるため、めまい、頭痛、耳鳴り、息切れ・動悸、疲れやすい、だるいなどの貧血の症状が出やすくなるのです。
進行すれば心臓に負担がかかる可能性も・・・
また鉄分には、免疫力を高めたり、骨を健康に保ったり、ヤル気をアップさせたりなどの役割もあります。
単なる夏バテだと思っていたら貧血になってしまったということにならないよう、普段からしっかり食事で鉄分を補給しましょう。
なるべく鉄分を多く含む食品を選び、バランスの良い食事を摂ることが大切です。
《鉄分を多く含む代表的な食品》
✔鶏レバーや赤身の肉
✔ホウレン草
✔小松菜
✔カキ
✔アサリ
✔切り干し大根
✔大豆
✔高野豆腐
✔納豆 など
豆類やホウレン草、小松菜といった植物性食品に含まれる鉄分(非ヘム鉄)は、それだけだと消化吸収されにくい性質があるため、ビタミンCや酢、動物性たんぱく質と一緒に摂取することがポイントです。
暑い日はまだまだ続きそうです。
しっかり栄養を補って乗り越えて行きましょう(^-^)/