病気・怪我

加齢黄斑変性症

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

皆さんは加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)」をご存知ですか?

高齢者に多く、早い人では40歳代でかかることもあります。
加齢が原因で網膜中心部の黄斑に障害が生じ、視界の中心部のゆがみや視力の低下をきたす病気です。

《症状》

・歪んで見える
――――――――――――
→多くの場合、初期に見られる症状で歪んで見えるのは視野の真ん中、つまり見ようとしているところは歪んでいるものの、それ以外の周辺部分は正しく見えます。
このほか、中心が見づらい、視界の真ん中がかすむなどの症状も見られます。

・中心が黒く見える
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→症状が進行すると、中心が黒く、見えなくなります。色の識別ができなくなるという症状が現れることもあります。

・視力低下
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→さらに症状が進むと、視力が低下します。
そのまま治療をしないでいると、視力が0.1を下回ってしまうこともあるといわれます。人によっては急に視力が低下することもあります。ほとんどの場合、痛みはありません。
また一方の目に視力低下が起こっても、もう一方の目が見えているために症状に気付かないこともあります。

《原因》
加齢黄斑変性症は、黄斑部の細胞がダメージを受けることで起こります。ダメージの主な要因は加齢だと考えられています。

加齢のほかにも、
✔喫煙
✔食生活の欧米化
✔緑黄色野菜不足
✔肥満、高血圧、脂質異常症
✔紫外線
✔遺伝
などが挙げられています。

《対策》
生活面での工夫をすることにより、発症や進行のリスクを減らすことが出来ます。

●禁煙
タバコを吸う人はそうでない人に比べて加齢黄斑変性になるリスクが高いことが明らかになっているため、禁煙した方がいいでしょう。

●サプリメントで補う
ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類、亜鉛などをサプリメントで服用すると、加齢黄斑変性の発症や進行のリスクが低くなると言われています。
また黄斑部を守るには、ルテインやゼアキサンチンという成分をサプリメントでとると効果的です。

●緑黄色野菜を積極的に摂る
ビタミン類は、ホウレン草やニンジン、かぼちゃなど、ルテインはホウレン草やブロッコリーなどに多く含まれています。
食事の際に積極的に取り入れましょう。

●紫外線を避ける
紫外線は網膜にダメージを与えるため、UVカット機能のあるサングラスの着用を着用しましょう。
色が濃いと瞳は大きくなるため、色は薄めの物がおすすめです。

●定期検診
失明の原因ともなる病気です。
早期発見のためにも定期的に眼科の検診を受けることが欠かせません。年に1回は眼科に行き、眼底検査を含む検診を受けましょう。

最近では医学の進歩により、視力を維持させることや、改善させることも可能となりました。
なんかおかしいなと感じたら、すぐに検査をしてみましょう( ´ω` )/

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