こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
皆さんは、朝起きた時にスッキリと目覚めていますか?
“寝付きが悪い“
“しっかり寝たのに疲労感が取れない“
“肩・首が凝る“
“目覚めが悪い“
といった悩みがある方は、
枕が合っていない可能性があります。
立ってているときと同じ姿勢が最もリラックスでき、身体への負担も少ないと言われています。
入眠から30分後までの姿勢が睡眠時間全体の5~6割を占めるとされていて、入眠時に理想的な姿勢になることが、体に負担が少ない、心地よい睡眠につながりやすくなるのです。
そして性別や年齢、体格によって合う枕が変わってきます。
ですので以下のことが重要であり、見極めていく必要があります。
⚫高さ
→実際に頭をのせて寝たときに
あごの下の皮膚にシワができるときは高すぎ、同じ部分がつっぱってしまうときは低すぎです。
あごの下の皮膚にシワが寄らないことを手鏡で見たり、家族の方に見てもらって確認してみてましょう。
●大きさ
→大きさで迷っている場合はまずは基本サイズを選んでみるのがおすすめです。
枕にすっぽりと包まれたい方、寝返りをよく打つ方には大きめを選ぶといいでしょう。
●硬さ
的確に寝返りを打つことが出来ると、体の一部に負担が集中することがなく、ぐっすりと快適に眠れて睡眠の質が向上します。
柔らかめの枕よりやや硬めの枕を選ぶと、
頭をのせたとき馴染まないような違和感を覚える人が少なくありませんが、自然に正しい寝姿勢へと導かれて、就寝中に寝返りをしやすくなるといわれています。
●形、素材
→実際に触れたり、試してみて
息がしやすいか
寝返りがしやすいか
首や方の力が抜けているか
フィット感があるか
など寝心地のいいものを探しましょう。
人間の背骨はゆるやかなS字カーブを描いています。
横になると首や腰部分にスキマができるため、身体と枕の間にスキマがあると、後頭部など同じ部分に長時間負荷がかかり続けることになってしまうのです。
ですので、スキマを埋められる枕を探しましょう。
また寝かたによっても、合う枕が異なってきます。
《仰向けで寝る場合》
・頭のS字カーブを保てる高さの枕
・肩に沿った形状のものを選ぶ(肩こり軽減)
《横向きで寝る場合》
・肩幅に合わせた高さの枕
→仰向けで寝る場合より高めのものがおすすめ
そしてマットレスとの相性も重要です。
《マットレス硬め》
・枕があまり沈みこまないため低めの枕
《マットレス柔らかめ》
・枕が沈みやすいため高めの枕
その他に性別、年齢でも変わってきます。
《高齢者の方の場合》
加齢により丸くなった背骨が原因で敷き布団や枕と体の間に大きな隙間が生じてしまいます。そのため、この隙間を埋めるように支えながら、寝返りが楽にできる枕を探すのがポイントとなります。
・頭、首、肩関節を優しく抱えられるような中央凹型の枕
・スムーズに寝返りができ、あお向け寝を快適にする枕
を選ぶようにしましょう。
《女性の場合》
一般的に頭を乗せたときに1~3cm程度の低めの枕が快適だと感じやすいようです。
また女性のみならず、子どもや細身の方なども低めの枕がよいでしょう。
《男性の場合》
頭を乗せたときに2~5cm程度の高めの枕を快適に感じやすいそうです。
また、日常的に運動をしているような体格のしっかりした方は高めの枕がよいといわれています。
調整をしてみて枕が高いと感じたら・・・
・肩のあたりにタオルを入れ、肩の部分のスキマを埋める
・枕の位置を肩あたりまで下げて、肩からしっかり支える
枕が低いと感じたら・・・
・枕の下にタオルを敷いて高さを出す
といいでしょう。
自分に合う枕にたどり着くには、色々と試してみる必要がありますね。
とても大変ではありますが、合っている枕で質の高い眠りを手に入れましょう(^-^)/