日常生活

つる

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

私事ですが先日、買い物をしていたらこんな事がありました。
重い荷物を持ちながら、他の物を取ろうとして手を伸ばした瞬間、肩に”ビリッ”と鋭い痛みが・・・。
どうやら首から肩にかけてつってしまったようで、悶絶してしまいました。。

寒い時につることはよくありますが、暑い時期にも起こるのは珍しいなぁと思い調べてみたところ、暑い時期でもおこる原因が色々あることがわかりました。
ということで、今回は「筋肉のつり」について紹介したいと思います(^-^)/

筋肉のつりとは?

筋肉にある伸びたり縮んだりする神経からの命令を受け取るセンサーが誤作動(異常な収縮)を起こしてしまい、筋肉が強く縮んで動かせなくなってしまう状態です。
そのため数分間強い痛みが起こります。
足の裏や指、太もも、胸、首肩など、体のどこにでも発生します。

原因は?

●水分不足
水分が不足すると筋肉の働きを助ける電解質が不足してしまい、身体がつりやすくなります。汗をかいたとき、運動したとき、寝ている時などこまめに水分をとることが大切です。
この時、お茶やコーヒーなどに含まれるカフェインを多く摂ると、利尿作用により体から出でいってしまうので飲みすぎには注意してください。

●ビタミン・ミネラルバランスの乱れ
筋肉の収縮に関係するミネラル、特にナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの電解質が不足することで、うまく筋肉の収縮ができずに起こってしまいます。
普段の食事で野菜、海藻類、豆類などを積極的に取り入れミネラルが不足していないか心がけたり、運動中につってしまう時は、スポーツドリンクなど電解質が含まれた飲み物を飲むと良いでしょう。

※熱中症の初期症状としても足がつるといった症状が現れます。暑い今の時期は気をつけたいですね。水分・ミネラル補給をしっかり心がけましょう!!

●筋肉の疲労
運動後の筋肉は、動かした分だけ硬くなります。また、栄養不足や睡眠不足によっても筋肉に疲労が溜まっていってしまいます。
運動後、寝る前などには必ずストレッチを行うようにしましょう。

●激しい運動
高齢者や運動不足で筋力の低い人が、いきなり激しい運動をしたり、 日常的に運動をしている人でも急に運動量を増やして筋肉に負荷がかかると、 足がつることがあります。
無理をしないで自分の体力に合った運動量を意識することが大切です。

●寒さ、血行不良
寒さや冷房などで冷えることにより筋肉が縮こまってしまったり、血行が悪くなった状態で、すぐに運動を始めるとつりやすくなります。
普段から湯船に浸かる習慣や、夏でも「素足は避ける」「パジャマは長ズボンタイプを選ぶ」「ひざ掛けを常備する」「使い捨てカイロを活用する」など身体を冷やさないように工夫しましょう。

●その他の病気
うつ病の方は感情を抑え込むことで筋肉の緊張が起こり、この緊張状態の影響で肩がつることがあります。体のどこかの筋肉が固く緊張し続けていることが多いようです。

糖尿病、肝臓障害、腎臓障害などの病気の方は、足がつることが多くなります。

また、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがある場合、腰から下肢に向かう神経の異常興奮により足のつりが起こることがあります。

さらに、妊婦など下肢の血流が悪い方も足がつりやすいと考えられます。

他にも何らかの病気が原因でつることがあるので、気になる方は医療機関への受診をオススメします。

また日常生活で猫背や姿勢が悪かったり、長い時間同じ姿勢でいるのもつりの原因になるそうです。

つってしまったら?

まずは深呼吸をして心と身体を落ち着かせましょう。
いきなり強くストレッチをしてしまうと悪化する可能性があるため、まずは患部を優しくさすったり、手を当てて軽く圧迫するのがオススメです。
症状が和らいだら、筋肉をゆっくりと伸ばしていきましょう。
ストレッチをして強く伸ばすというよりも、縮まってしまったものを元に戻すイメージで、無理せずゆっくり行うのがポイントです。
だいぶ楽になってきたら水分とミネラルを補給も忘れずに。
また、冷えが原因になっていることもあるので毛布などで患部を温めるのもよいでしょう(ˊ˘ˋ)。♪:*°

暑い時期はミネラルや水分が不足しがちです。
最近では外出時にマスクを着用しているため、口の渇きを感じにくくなり水分不足に気が付かないこともあります。
身体のつりはSOSのサインにもなっているんですね。
家の中でも外出時にもミネラル・水分を補給をこまめに忘れずに行いましょう。

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