日常生活

寒いとトイレが近くなる理由

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

冬になるとさっき行ったばかりなのに、すぐにトイレに行きたくなるといった経験はありませんか?

1日の平均的な排尿の回数は、朝起きてから寝るまでに5~7回程度、就寝後(夜中)に0~1回くらいと言われています。
しかし排尿が1日に8回以上、夜中に起きて2回以上など、昼間や夜間におしっこの回数が多くなることを「頻尿」といいます。
ただ体質や環境などの個人差があるため、普段からのトイレに行く回数はそれぞれ異なります。
1日に8回以下の排尿回数でも、自身が近くなったなと感じていれば頻尿ですし、1日のあいだに何度もトイレに行くからといって、全てが異常というわけではありません。

冬の寒さにより起こる頻尿の原因

・汗をかきにくくなっている
・寒さによる刺激が、膀胱の筋肉を収縮させ、尿を抱える容量を小さくしている
・尿意を起こす神経が亢進している
などで、トイレが近くなってしまうようです。

なりやすい人の特徴

・女性
・冷え性
・運動不足
・妊娠中
・強いストレスを感じている
・コーヒー、紅茶、お茶などカフェイン入り飲料やビールなどお酒をたくさん飲む
などの方がなりやすいそうです。

寒さによる頻尿の対策

✔冷たいものや水分の取り過ぎに気をつける
✔コーヒーなどカフェインを含む飲料を控える
✔食事はできるだけ温かいもの、体を温める素材を使っている食事をとる
✔少し大股でウォーキングのような無理なく適度に汗をかく運動を行う
✔ゆっくり湯船につかる時間をつくる
✔外出する際には常に暖かい服装を選ぶ
✔寝るときにレッグウォーマーや肩当てをする
✔しっかり睡眠時間をとる
などの冷え対策をすることで改善されます。

頻尿対策!!「骨盤底筋体操」

尿道を締める力を回復するための訓練法で、骨盤底筋は、締めたり緩めたりを自分でコントロールできる筋肉です。体操で鍛えることにより尿漏れ、頻尿予防に効果があります。

①仰向けになり、軽く両ひざを立てる
※両肘・膝を床につけた姿勢や、椅子に座った姿勢、テーブルなどに両手を突いて立っている姿勢でもよい

②腹部の力を抜いた状態で、肛門を引き締める(排便を我慢する感覚)
※腟と肛門の動きに意識を集中させる

③ゆっくり5秒数えたら、肛門を緩める

④①~③の動作を5分程度繰り返す

1日2~3回、毎日行なうと2~3ヶ月くらいで効果があらわれてきます。
料理や片付け、テレビを見ながら、寝る前など、日常生活に取り入れて習慣化すると無理なく長く続けられてよいでしょう( ´ω` )/

しかし、他の病気により頻尿が引き起こされることもあるので、対策をしても改善しない場合や寒さに関係なく頻尿が続く時には、医療機関への相談することをおすすめします。

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