日常生活

血糖値スパイク

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
日常生活のなかでこんな症状があるときがありませんか?

・食後しばらくして急に眠くなる、集中力が途切れる、ぼーっとする

・食後なのに甘いものを食べたくなる、無性に甘いものが食べたくなる

・食後しばらくして体がソワソワする

・動悸・手の震え・冷や汗が出るときがある

・ちょっとしたことでイライラしたり、不安感が強くなる

・空腹ではないのに、食後2〜3時間で急に空腹を感じる

もし当てはまる症状がある場合、
血糖値スパイクの可能性があるかもしれません。

●血糖値スパイクとは?
食後に血糖値が急激に上昇し、その後急激に下がる状態を指します。
医学的には「食後高血糖」とも呼ばれ、糖尿病の初期段階として注目されています。
・糖質を一度にとりすぎる
・インスリンの働きが弱まっている
・運動量が減っている
などといった要因で調整が追いつかず、血糖値が急上昇・急降下してしまうのです。
40代後半から増え始め、60代以降で特に注意が必要です。
血糖値スパイクは、糖尿病の診断が出ていない方でも起こりうる現象です。
「空腹時血糖」や「HbA1c」が正常でも、食後1〜2時間に急上昇している場合があります。
そのため、普段の健康診断では空腹時の血糖値を測ることが多いため、この“スパイク”は見逃されやすいのが特徴です。
ですので異常がなくても安心はできません。

●ご高齢者は要注意!!
特にご高齢者はサインが分かりづらく、眠気やだるさが“年齢のせい”と思われて見過ごされやすいです。
しかし、実際には血糖値の乱高下が日常的に起きていることもあります。
特に以下のような場合
・朝食を抜いて昼食をしっかり食べる習慣がある
・朝は食欲がないから甘いパンや果物だけにする
・甘いお菓子や果物をよく食べる
・ご飯やパン、麺類を一度に多く食べる
・あまり運動をしない
・食後すぐに横になる
このような習慣がある方は注意が必要です。

●血糖値スパイクをそのままにしておくと・・・
動脈硬化
心筋梗塞・脳卒中
認知症の発症
など病気のリスクが上がったり、
太りやすく疲れやすい体質になる
集中力の低下・気分の浮き沈みも起こりやすくなる
身体が糖を処理しにくくなる状態になる
など日常生活に支障をきたす恐れがあります。

●予防法
✔一口目は野菜や汁ものから
特に空腹時に糖質(ご飯・パン・麺など)を最初に食べると血糖値スパイクが起こりやすくなります。
食べる順番を
野菜 → たんぱく質 → 炭水化物
に変えるだけで、血糖値の上昇をゆるやかになるため、心がけましょう。

✔食後にちょっと動く
食後すぐ横になると、糖が体に溜まりやすくなります。
血糖値をゆるやかに下げるには、食後10〜15分の軽い運動が効果的です。
食後の食器洗い
室内の片づけ
10分の散歩 など
無理なくできる範囲で、足を動かすことが大切です。

✔間食はたんぱく質や食物繊維を含む軽食を
無糖ヨーグルト+ナッツ
チーズやゆで卵
小魚や豆菓子 など
甘いもので疲れを取るではなく、たんぱく質で体を整える意識をするといいでしょう。

✔朝・昼・晩の食事をなるべく同じ時間帯に
空腹時間が長すぎることでも起こります。
食べる時間は一定に、朝食を抜いたり、昼食が遅くなったりすると、次の食事で血糖値が急上昇しやすくなるので注意しましょう。
少量でもいいので、朝は軽く食べる習慣をつけましょう。

✔睡眠・ストレスにも気を配りを
睡眠不足やストレスは、血糖を調整するホルモン「インスリン」の働きを弱めます。
心の安定も血糖コントロールの一部です。
睡眠は6〜7時間を目安に、深呼吸やストレッチなどでリラックス時間を持つことも大切です。

日々の食事や動き方を少し意識するだけで、十分に防ぐことができます。
「一口目を変える」「食後に少し動く」そんな小さな積み重ねが、体の健康を守る大きな力になります。
生活習慣を一度見直してみましょう(^^)

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