病気・怪我

自律神経の乱れによる花粉症様症状

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

自律神経の乱れによって花粉症の症状である鼻水・鼻詰まり・目のかゆみを悪化させることをご存知ですか?

自律神経のバランスが乱れると鼻粘膜の血管収縮がうまくいかなくなります。
その結果、鼻粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れてしまうのです。
粘膜が腫れることで鼻水やくしゃみが止まらないという症状が出るのです。

また、朝起きた時に、くしゃみや鼻水が止まらなくなったり鼻づまりがおきたりしませんか?
これも様々な説がありますが、起床時に自律神経のバランスが乱れることが主な原因といわれています。
朝目覚めると、副交感神経から交感神経へと徐々に切り替わっていきます。
しかし、自律神経が乱れていると交感神経が朝目覚めてすぐに働かず、鼻粘膜の血管が拡張したままになってしまいます。
結果的に、鼻水やくしゃみが止まらない症状が出るのです。

そして花粉症の時期は
・寒暖差が大きく体調を崩しやすい
・(花粉症がある方は)鼻が詰まって熟睡できない
・異動や引越しなど新生活などの環境の変化によるストレス
などが大きくなります。
その結果、自律神経が乱れ、花粉症の症状を悪化させている人が多いのです。

花粉症対策として自律神経を整えることも加えていきましょう。

自律神経を整えるためには
✔規則正しい生活
✔ストレスをなるべく溜めないようにする
✔睡眠をしっかりとる
✔栄養バランスのよい食事を心がける
✔適度に運動する
✔湯船につかる、半身浴
といった基本的な生活習慣の改善によって効果があります。

また自律神経を整える栄養素として
●GABA(γ-アミノ酪酸)
一日の摂取量の目安は成人で30~100mgと言われています。
中玉のトマト一個で40~60mgであり、一日に必要なGABAが摂取できます。
※花粉症の方の中には食物中に花粉に含まれるアレルギーの原因物質とよく似た構造のものが含まれていることがあります。トマトはスギ花粉と似た構造を持つため、食べることにより、くちびるやのどの奥にかゆみや違和感を感じる場合もあるので注意して下さい。

●タンパク質やビタミンB6
体内でGABAであるアミノ酸の代謝を助けるためにはビタミンB6が必要です。
たんぱく質をしっかり摂ることで、ビタミンB6の量が増加して代謝が高まります。
にんにく・鮭・アジ・さんま・カツオ・ひれ肉・ササミなどにビタミンB6が多く含まれています。

⚫ビタミンD
や神経のバランスを整えるセロトニンを調整することが分かっています。
具体的には、うつ病や自律神経に関わるメンタル症状に効果があります。
きくらげやしいたけなどのキノコ類・内臓ごと食べられる魚(ししゃも・しらす干し)が多く含まれています。

●トリプトファン
自律神経のバランスを整えるためには、必須アミノ酸であるトリプトファンが必要ですが、トリプトファンは体内で生成できません。
そのため食事から摂取する必要があります。
豆腐や味噌などの大豆製品・チーズや牛乳などの乳製品・米などの穀類に多く含まれます。
また、炭水化物とビタミンB6を一緒に摂ると、脳内でトリプトファンの合成が促進されます。

積極的に食事に取り入れることで、自律神経を整えることが期待されます。
ドリンクタイプのヨーグルトやミルクココアなど飲み物でも手軽に自律神経を整えることが出来ますのでお試し下さい( ´ω` )/

春先は花粉症がなくても、自律神経が乱れやすいので意識して整えて行きましょう。

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