菊芋とは。
先日ご近所さんとお話をしていたら、糖尿病の話になりました。
最近「菊芋茶」なるものを飲んでいらっしゃるようで、お裾分けしてくださいました。
皆さんは「菊芋」をご存知でしたか?
私は恥ずかしながら初耳でした。。。
なぜ菊芋が糖尿病に良いのか、詳しく調べてみました!
【菊芋とは】
キク科ヒマワリ属の多年草で、原産地は北アメリカ。
ひまわりのような鮮やかな黄色い可愛らしい花を咲かせ、その根っこの肥大した部分を食します。
割ってみると中身は白色で、れんこんのような味、ごぼうのような香りで、生でも食べられ食感はサクサクしてるそうです!
見た目は生姜に似ています。
【菊芋の主成分】
・イヌリン
・タンパク質
・ミネラル
「イヌリン」、、、初耳です。
どうやら「イヌリン」という成分が鍵になってきそうな予感がします!
今度はイヌリンについて調べてみましょう。
【イヌリンとは】
ゴボウやにんにく、玉ねぎに含まれる食物繊維の一種。
食物繊維は、ヒトの胃や腸などの消化管では消化・吸収されにくく、不溶性と水溶性に分けられます。
イヌリンは水溶性食物繊維で、粘性があります。
◯不溶性食物繊維→便のかさを増し、腸壁を刺激する
◯水溶性食物繊維→腸内細菌の餌になり、腸内フローラを改善する
効果① 食べ過ぎを防ぐ
粘性のある食物繊維なので、胃腸内をゆっくり移動する結果、お腹が空きにくくダイエット効果も。
効果② 血糖値、血中コレステロールの上昇を抑制
体内でゲル状になったイヌリンは、小腸で余分な糖質や塩分、コレステロールを包み込み、これらの吸収を抑えます。
効果③ 腸内環境の改善
腸内において100%が腸内細菌の中でも善玉菌の餌になるため、その増殖をサポートし、お腹の調子を整えます。
腸内環境を整えることで免疫力も高まります。
イヌリンが糖尿病に良いというのは、こういった理由だったんですね!
菊芋には他にも、糖質やタンパク質の代謝を促すビタミンB群や、亜鉛、カリウム、ポリフェノールなどが含まれています。
「芋」と名前につきますが、実際は芋ではないのでデンプンをほとんど含みません。
昨今スーパーフードと呼ばれるようになったのも納得です!
最近では直売所や道の駅で生の菊芋を見かけることがあるようですが、スーパーではまだまだ珍しいのではないでしょうか。
健康食品としてお茶やサプリとして出ているようですので、よりお手軽に摂取できそうですね。
しかし菊芋を食べていれば糖尿病が治るわけではありませんから、日々の食事や運動、お身体の管理をお忘れなく♪
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