日常生活

カフェインの摂り過ぎに注意

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

朝、目を覚ますためやリラックスしたい時に、コーヒーや緑茶を口にしていませんか?

特にコーヒーに含まれる主な成分は2つあり、
ポリフェノール→動脈硬化・心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果がある
カフェイン→眠気を覚まして頭をスッキリさせる効果、リラックス効果がある、疲労回復効果、鎮痛作用がある
など嬉しい効果が期待されます。
またコーヒーを毎日1~2杯飲むと、認知症予防になるという研究報告もあるそうです。

しかし、高齢の方が飲みすぎてしまうと、身体に悪影響を与えてしまう場合があります。

なぜ高齢の方は摂りすぎてはいけないの?

高齢の方は、消化器官を始めとした生理機能が年齢とともに低下していきます。
そうするとカフェインが体内から出にくくなり長い間留まるようになってしまうため、高齢の方はカフェインの影響を強く受けやすくなり、
「不眠」や「頻尿」などの症状が強く表れてくるそうです。
ですので、若い頃に影響がなかった量でも、体に悪影響が招じる可能性があります。

カフェインによる悪影響とは?

加齢にともない、トイレが近くなり睡眠も浅くなるため、夜中に目を覚ましトイレに行く回数が増え、そして不眠に繋がることが多々あります。
さらに、カフェインの作用が加わることで、利尿作用によってトイレに行く頻度を増やしてしまったり、過度の覚醒作用によって睡眠の質が落ちてしまう場合があるのです。
また、服用している薬剤と思わぬ相互作用を起こしてしまうこともありますので、不安がある方は、かかりつけ医に相談してみて下さい。
その他にも・・・
めまい、動悸、震え、下痢や吐き気、胃痛が起こることがあります。症状が重い場合は、意識消失や心肺停止も起こりえるため注意が必要です。

暑いときは要注意!!

・夏にアイスコーヒーばかりを飲んでいる
・コーヒーによってトイレが近いからと水分補給を怠ってしまう
・のどが渇いた時にコーヒーを飲む
などをしてしまうと、カフェインの利尿作用により脱水症状を促してしまいます。
そのため、高齢の方はより気をつける必要があります。
また、その代わりとして緑茶を選んでしまうと、緑茶にもカフェインは含まれているため注意が必要です。
緑茶以外にも紅茶、ほうじ茶、コーラなどの清涼飲料水、チョコレートなどに含まれています。
のどが渇いた時はカフェインを含まない
・麦茶
・ハーブティー
・ルイボスティーなど
を飲むといいでしょう。

1日に摂っていいカフェイン量は?

日本ではカフェインの摂取量は規制されていませんが、他の国では1日のカフェイン摂取量は最大400 mgとされています。また、体質や体調によっては200 mgでも悪影響が出ることもあるそうです。
一般的にはコーヒーには100 mlにつき約60 mgのカフェインが含まるといわれています。
ですので、1日大体3杯くらいまでに収めておくのがおすすめです。

健康に不安を抱かずおいしいコーヒーを楽しみたい方は、カフェイン含有量の少ないデカフェや、カフェインを含まないノンカフェインに切り替えてみるのもいいでしょう。

カフェインは摂り過ぎないことと、睡眠に影響しそうな時間に飲まないことが大切です。
工夫しながら、リラックスタイムにとりいれていきたいですね(^^)

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