こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
今年は各地で連続猛暑日が過去最多を記録するなど、例年より暑い日が続いています。
よって夏の疲れが蓄積し、さらにその期間が長いため、体調不良を訴える方が今後増えていくそうです。
このように暑さが続くことによる体調不良を“残暑バテ”といい、夏の終わりから10月にかけて、自律神経の疲れが積み重なり様々な症状を引き起こします。
・内蔵の冷え
・冷房と外気の寒暖差による自律神経の乱れ
・夏の暑さによる疲れの蓄積
・台風や長雨の気圧変化は自律神経の乱れ
などが主な原因だと考えられています。
特に高齢の方は暑さや寒さを感じにくくなり、体温調節機能が衰えるため、残暑バテなどの体調不良を引き起こしやすい傾向があります。
自身で気温や体調の変化に気づきにくい為、周りのフォローが大切になってきます。
《症状》
・疲労感
・立ち眩み、めまい
・頭痛
・頭がスッキリしない
・胃腸の調子が悪くなる(胃もたれ、食欲低下)
・便通が悪い
・やる気が出ない
・寝汗をかく
・寝不足、朝すっきり起きられない
などが挙げられます。
また残暑バテは回復に時間がかかりやすいと言われています。
《対策》
✔適度な水分補給を心がける
身体の水分不足も不調の原因となります。
また、暑さが和らぐと喉の渇きを感じにくくなりますので、汗をかかなくても、横になっているだけでも身体の水分は減っています。
暑い時期と同様に時間やタイミングを決めてこまめに水分摂取をしましょう。
✔1日3食、バランスのよい食事を摂る
タンパク質やビタミンB、ミネラル、クエン酸などの栄養素を摂取するようにしましょう。
他にも旬の時期の食べ物は、栄養価が高くなり、その時期に必要な栄養素を摂ることが出来ます。鮭やサバ、カボチャ、きのこ類など、秋が旬の食材を取り入れましょう。
また、宅配弁当など栄養バランスが考慮されたものを取り入れるのも効果的です。
✔適度な運動や入浴をする
・湯船につかることで血行が促進され、自律神経が活発になったり、寝付きがよくなります。
体温より少し高い38度くらいのぬるめのお湯で10分~20分ぐらいを目安に入りましょう。
入浴前、後の水分補給も忘れずに行いましょう。
・ジョギング、ウォーキングなど汗ばむ 程度の有酸素運動や、散歩、ラジオ体操、階段の利用や早歩きなど、普段の生活の中でできる運動を取り入れ、軽めの運動を日課にしていきましょう。
✔温度・湿度管理をする
・気温が25度を下回るような朝晩の涼しい時間帯はエアコンを止めて外の風を入れたり、外へ出て散歩したりして身体を慣れさせて、気温差に対応していきましょう。
✔身体を冷やさない、温める
・冷たい物を多くとることは少し控えましょう。
・ニラ、にんにくや唐辛子、生姜、ネギ、人参などの根菜類など身体を温める食材を摂るようにし、水分も常温か温かいものにすることを心がけましょう。
・エアコンの効き過ぎに注意しましょう。少しでも効きすぎているなと感じたら、身体を冷やし過ぎないよう設定温度を変えたり、1枚羽織れるものを用意しておくとよいです。
・寝間着は長袖長ズボンにして、寝ている間に身体を冷やさないようにしましょう。
✔質の良い睡眠
・1日6時間から7時間の睡眠時間を確保し、早寝早起きを心がけましょう。
・就寝の1~2時間前に湯船に浸かったり、寝る前に軽いストレッチや深呼吸をするとリラックスでき質の良い睡眠へと繋がります。
・朝はできるだけ毎日同じ時間に起きて、太陽の光を浴びると自律神経を整えやすくなります。
残暑バテ対策は色々あるので、身体の不調を感じたらぜひ試してみて下さいね( ´ω` )/