こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪
去年に引き続きインフルエンザが流行しています。
日本では毎年約1千万人、約10人に1人が感染していると言われています。
しかし、毎年インフルエンザにかかる方や、逆に同居家族が感染してもかからない方、これまで一度もインフルエンザにかかったことがない方もいらっしゃいます。
その違いはなんでしょうか。
<かかりにくい方の特徴>
医学的には証明されていませんが、個人の免疫力の違いがインフルエンザ感染に関係していると考えられています。
つまり、ウイルスに打ち勝つ強い免疫力があるためインフルエンザによる感染を防御できるのです。
詳しく説明をすると免疫力が高いことにより、
・唾液や鼻水などの粘液によってウイルスを排除され感染せずに済む
・インフルエンザウイルスが体内に侵入しても免疫システムがすぐさま作用し、増殖する前に不活化、症状が出ずにすむ
・発症したとしても風邪のような軽い症状で済む場合がある
などが理由が考えられます。
<かかりやすい方の特徴>
・免疫力の低下
・疲労、ストレスが溜まっている
・食生活の乱れ
・不規則な生活
・人混みに出かけることが多い
・集団生活をしている子どもと一緒に住んでいる
・顔をよく触る
・マスク、手洗いをしない など
両者を比較した結果、インフルエンザに感染する人としない人の違いは「免疫力の高さ」です。
本来備わっている免疫力は年齢やもともとの体質などにより個人差がありますが、日常生活のストレス管理や食事内容、睡眠の質を見直して向上させることができます。
<免疫力をあげるためには>
体温を上げる
→平均体温が36℃以下は低体温と言われ、体温が下がることにより免疫機能を持った白血球が、上手く働かなくなり、免疫力低下につながります。
体温が下がってしまう最も大きな原因は、筋肉量の不足です。
ウォーキングなどで下半身の筋力を鍛える
入浴、湯たんぽやカイロなどで下半身の筋肉を温める
などを心がけ、血流を良くしていきましょう。
水分補給をこまめに行う
→目や口、鼻から侵入してきたウイルスなどの異物は、粘膜の表面にある抗体によって捕まえられ、体の外に排除されます。粘膜免疫の機能を十分に発揮させるには、粘膜の潤いを維持する必要があります。
1度に多く摂るのではなく、こまめに水分補給をしましょう。
また室内では加湿器などを使い、湿度を50%~60%に保つことも大切です。
ストレスを減らす
→ストレスがかかると免疫細胞の働きが低下して免疫力が下がることが分かっています。
免疫力を落とさないためにストレス管理が重要です。
適度な運動を行う
→適度な運動も免疫力を向上させます。
また適度な運動とは「息がはずみ軽く汗をかく程度」の運動です。
激しい運動は体内に活性酸素を増やし、酸化ストレスの原因となりますので注意しましょう。
バランスの取れた食事を心がける
→腸内環境を良くすることは免疫力を高めるために重要です。
野菜や炭水化物だけに偏ることなく、良質なタンパク質と発酵食品や食物繊維を豊富に含む食品などを組み合わせ、バランスを意識してみましょう。
良質な睡眠をとる
→ストレス解消にもなり、免疫力の維持や向上には欠かせません。
睡眠時間は短くても長くても免疫力を低下させるそうで、最も良い睡眠時間は7時間程度といわれています。
良質な睡眠をとるために
食事は睡眠の3時間前までに済ませる
睡眠の1時間前に入浴する
就寝前はブルーライトを浴びないようにする
などに注意しましょう。
その他にも感染予防としてかかせない
✔︎不織布性マスクの着用
✔こまめな手洗いとうがい
✔アルコールによる手指消毒
を徹底して飛沫・接触感染の予防をしましょう。
また、インフルエンザの流行が始まったら、特にリスクの高いご高齢の方や妊婦、基礎疾患を持った方は人混みを避けるようにするのも効果的です。
冬の終わりもみえつつあります。
インフルエンザに負けない身体を作って行きましょう(^-^)/