日常生活

意外と知らない静電気の影響

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

乾燥した日や寒さが続いています。
この時期におきやすいのが“静電気”ですね。

静電気とは、物質内にたまった「電気」のことです。
身の回りにあるものは全てプラスとマイナスの2種類の電気を持っています。
しかし、着ている服が擦れるなどの摩擦によって、プラスとマイナスのバランスが崩れてしまうことがあり、このバランスが崩れた状態を「静電気」といいます。

身体のなかに溜まった静電気は、空気中の水分を通して自然に放電されています。
しかし、乾燥によって空気中の水分が少ないと放電しにくくなり、金属などに触れた瞬間溜まった電気が一気に放出され、パチパチという嫌な痛みを感じることがあるのです。

また静電気にはバチッとくる不快感の他にも、身体に様々な影響があります。

静電気による身体への影響

●体内に静電気が溜まることにより
・血糖値が上がり疲れやすい、体力の低下
・免疫力の低下
・体内のイオンバランスが崩れ血流が悪くなる
・冷え性、動脈硬化、また肩こりや腰痛を感じやすくなる
・膝、足首などの関節の痛み
・貧血になりやすい
・空気中のホコリやダニを引き寄せやすくなる為、体調を崩しやすくなる、皮膚にダメージを与える

●溜まった静電気が放出されるとき、カルシウムやビタミンCの利用・排出が早まる為、疲労が蓄積しやすくなる

●静電気発生によりストレスが溜まりやすい

・・・など、驚くような身体への影響が挙げられます。
身体の電気は、ストレスや環境から身体に流れる電気が滞って静電気として帯電します。
それが身体を流れる電気を阻害する要素となり、血液や体液と同じように流れる電気の流れを弱めてしまうのです。
電気の流れが弱くなると、体力が低下して先程挙げたような様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。

電気の流れを滞らせる原因

・ストレスを溜めこむ
・タバコ、アルコールを摂りすぎている
・食生活のバランスが乱れている
・水分(ミネラル)をあまりとらない
・睡眠不足、寝だめをする
・肌や髪が乾燥している
・化学繊維素材の服をよく着る
・電化製品に囲まれた生活(パソコン、携帯などを過剰に使用する)
・環境(大気汚染・紫外線・電磁波・化学物
質) ・・・など

改善させるには

体内のイオンバランスを整えることにより、放電できる体質になります。

・天然繊維の服を着るようにする
・肌の保湿を心がける
・健康的な生活習慣に切り替える
・ストレスを少なくする
・室内環境の乾燥に気をつけ、加湿する
・水分(ミネラル)補給する
・睡眠、適度な運動する
・海藻、雑穀、野菜などをとり入れ、食生活の見直しをおこなう
・ガーデニングや畑など土を触り、自然とふれあう ・・・ など

また、ドアノブや車のドアを触ったとき静電気をおこさせないために少し工夫をすることで改善出来ます。
・静電気が起きやすい場所に触る前には、木や土、コンクリートやレンガなどに一旦触れて体の静電気を逃がしておく

・革製品やゴムなどに触っておく

・革製や綿製の手袋をつける

・静電気が起きやすい場所には、点ではなく面で触れるように意識する
例)ドアノブはグッと握る
車のドアに手のひらをベタッとつける

などでバチッとくる不快感を回避することが出来ます。
ぜひ試してみて下さいね(^J^)

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