日中の日差しは暖かく、梅や桃の花、桜もチラホラとも咲いている様子はまさに春を感じます(^^
気持ちも和らぐ春ですが、「何となく身体がだるい」「やる気が起きない」「日中眠くなる」
などスッキリしない経験はありませんか?
このような心身の不調を感じる方は実は多くいらっしゃいます。
春は三寒四温、1年のうちで最も寒暖差が大きく、ころころ変わる気温の変化に対応するため、交感神経の働きが優位な状態が続きやすくなります。
また入学や就職、異動など環境が大きく変わるタイミングでもあり、ドキドキやストレスなどの気持ちの変化から自律神経のバランスが乱れやすくなります。
このように交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、心身の不調を感じる方が多くなってきます。
他にも、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わることによって自律神経の切り替えがうまくいかないことに加え、低気圧の影響で血液中の酸素濃度が下がり、日中の眠気や体のだるさを感じやすくなります。
日照時間も冬に比べて長くなるため、朝早く目が覚めたり夜更かしが増えたり、生活のリズムが崩れやすくなりがちです。
合わせて花粉症をお持ちの方は、更につらい季節ですね、、、
このように自律神経のバランスが崩れて緊張状態が続くと、
・疲れがたまりやすい
・免疫力が下がる
・胃腸の働きが落ちる
・肩や腰が痛くなる
・身体が冷える
・寝つきが悪くなる 、、、
などの症状が現れやすくなります。
自律神経のバランスを整え心身の不調を改善するために、以下のことに気をつけて生活してみましょう!
1. バランスの良い食事を食べる
食事をとると、消化のために副交感神経が活発に働き、体はリラックスモードになります。
欠食すると交感神経が働いたままになり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
偏った食事は自律神経のバランスを乱すため、バランスの良い食事が大切。
2.こまめに体を動かす
運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。
ウォーキングやサイクリング、水泳などの有酸素運動が効果的。
歩幅を広げたり、階段を使用し少しの事でもこまめに動くなど、日常生活の動きを少し変える工夫をしてみましょう。
3.入浴はシャワーだけではなく、湯船につかる
副交感神経が働き、自律神経のバランスが整います。38~40℃のお湯に10~20分間入浴すると効果的です。
炭酸ガス入りの入浴剤を使用するのも血行が更に良くなりオススメです♪
4.睡眠をしっかりとる
スムーズで深い眠りを誘うためには副交感神経が働き、心身をリラックスさせることが重要です。
就寝前に目元や首元を40℃くらいの蒸しタオルやアイマスクなどで温めると、睡眠の質も良くなります。
5.衣服で温度調節
朝晩と日中の寒暖差が大きいため、温度変化に体を適応させるために、衣類による温度調節が必要不可欠です。
マフラーやカーディガンなどを上手に取り入れ身体を冷やさないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
何か特別なことに気を付ける、というよりは、まず普段の生活を見直していくと良さそうですね(^^
暖かくなるまでもう少し!体調管理に気をつけて素敵な春を迎えましょう♪
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