脱・三日坊主

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

暖かくなり運動を始めるにはいい季節になってきました。
やるぞ!!と始めは気合いが入っていても、三日坊主になりがちな方は多いと思います。

では三日坊主を食い止めるにはどうしたらいいのでしょうか。

⚫三日坊主になる原因

脳の仕組みが関係しています。
もともと脳は、新しい環境や刺激に対して大きく反応し、活性化されるようにできています。ところが、同じ刺激が繰り返されると次第にその活性化は弱まっていき、更に脳が活性化しなくなった後は
・飽きて面倒になりやめてしまう
・面倒くささにも慣れて続ける
というどちらかの結果になってしまうのです。

面倒くさいという気持ちになることは、誰もがおこることで仕方が無いことです。

●三日坊主にならないコツ

大脳基底核の一部には、体を動かし刺激することにより、モチベーションが高い状態を作ってくれるというメカニズムがあります。
最初はハードルを徹底的に下げて行動し、
「それくらいならやってもいいか」と動くことで大脳基底核の一部を刺激し、モチベーションをアップさせ、結果、続けることができるのです。

例えば、筋力トレーニングで「毎日腹筋を30回する」と思い、30回からスタートしてもなかなか長続きはしません。
ですが、いきなり毎日30回するのではなく、ハードルを下げ腹筋を1回だけやることを続けます。
すると・・・
・1回だけなんて物足りない
・もったいない
などという気持ちが生まれてきます。
そして10回、20回やるようになり、気がつけば毎日腹筋を30回やるという習慣が身につくのです。
このように、物事を習慣化するには、脳の仕組みを使った科学的な手法を用いると長続きをするそうです。

他にもこんな方法があります。

・目的や目標をしっかりイメージする
(例)
いつまでにどうなりたいか、
運動をして筋力がついたら何をしたいか、
運動のメリットはなにか など

・日々やることを決めてスケジュール化する
(例)
1か月ごとに区切るなどして小さなゴールを設け、日々やることを細分化し、何を積み重ねればゴールに到達するかを明確する

・やったことを毎日数値化してチェックする
(例)
ウォーキングをしていて挨拶する人が10人になった
ウォーキングをしていて5人抜かした など

・毎日ちょっとしたご褒美を用意する
(例)
1か月休まずに続けられたら外食をする など

少し難しいように感じますが、まずは身近な小さな目標から達成していきましょう。
成功体験を積み重ねていくことで、大きな目標が達成できるイメージを少しずつ養っていくことが出来ます。

それでも三日坊主で終わってしまった時は、なぜそうなってしまったのかを振り返り、原因を考えることも大切です。

そして継続していた習慣が途中で途切れてしまっても気にせずにまた始めましょう。
だれでも何らかの理由で続けることができなくなることはあります。
またその場からできることを再開し、頑張り過ぎず、ポジティブに考えてやっていきましょう( ´ω` )/

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