日常生活

暑熱順化

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

寒暖差が激しい日が続いています。
そのせいか、急に暑くなると熱中症になる方が増えていますね(゚o゚;
気温が26℃くらいでも、熱中症の危険があるそうです。

なぜ、気温がさほど高くないのに熱中症になってしまうのでしょうか?

熱中症といえば、炎天下に長時間いたり、真夏の暑いなか運動をしていたといったケースを想像するかもしれません。
しかし実は、梅雨の合間に突然気温が上がったなど、身体が暑さになれていない時期にかかりやすい病気でもあるのです。
また、気温が低い日でも、雨や曇りの日でも、湿度が高いと熱中症にかかりやすくなります。
そのため、家の中でじっとしていても室温や湿度の高さから熱中症にかかる場合もあります。

暑熱順化で熱中症対策!!

暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。
暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。 
・5月の最高気温が25℃以上の夏日、30℃以上の真夏日
・梅雨の晴れた日
・梅雨明け
・お盆明け など
暑熱順化ができていない可能性が高いタイミングです。
実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。
暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、暑さに備えましょう。

⚫ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動
やや熱い環境でウォーキングなどの運動を毎日30分程度行いましょう。
また無理をして直射日光が当たる場所で運動をする必要はなく、夜間や早朝、日陰など涼しい場所で運動を行っても問題ありません。

●筋トレ・ストレッチ
室内での筋トレやストレッチで軽く汗をかくことができます。
目安として、時間は1回30分、頻度は週5回~毎日程度です。

●毎日の入浴
40度前後のお湯に肩までつかり、10~15分を目安に入浴しましょう。
お湯の温度が高めの場合には時間は短めで、
低めの場合には少し長めの入浴することがおすすめです。
汗が額にじんわりと滲んでくるぐらいが目安ですが、体調が悪くなったらゆっくり湯船からあがってください。
入浴の頻度は2日に1回程度でも効果があります。

●サウナ
サウナで暑熱順化を鍛える場合は、日にちを開けずに毎日継続して行うことが重要です。

●冷房を弱める
冷房の効いた部屋で生活を送っていると体が冷えた室温に慣れてしまい、急に暑い環境にさらされると体温を調節することができなくなってしまいます。
冷房の設定温度を高めにする、朝はクーラーを点けないなど冷房に依存しすぎない工夫をしましょう。

                       《注意点》

暑さに慣れていないので、初めから本格的な運動をするとかえって熱中症のリスクが高まってしまいます。
序盤は体慣らし程度の運動を心掛け、徐々に体を慣らしましょう。
その際、
・こまめな水分・ミネラル補給
・こまめに休憩をとる
・汗が乾きやすい服装 など
注意して行いましょう。

一度暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると暑熱順化の効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかをいつも意識して、まだ暑熱順化できていない時には、特に熱中症に注意するようにしましょう( ´ω` )/

関連記事

最近の記事

  1. 秋のアレルギー

  2. 残暑バテ

  3. 耳鳴り

  4. 夏季うつ

  5. 夏に高齢者が寒がる理由