日常生活

ふくらはぎのマッサージ

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

今回はふくらはぎマッサージについてお話ししたいと思います(^^)

ふくらはぎの機能

第2の心臓とも呼ばれています。
心臓から押し出されてきた血液は、下半身から心臓へと戻るときには重力がかかり、滞りやすくなります。
そこで下半身の末端である、ふくらはぎの筋肉が下半身のポンプの役割を果たして、血液を心臓へと押し返しているのです。
よって、筋肉を動かすことでポンプの役割を担うことができます。

マッサージの効果

ふくらはぎをマッサージすると、血流が促進されます。
・不要な老廃物が体外に排出されるデトックス効果
・基礎体温が上昇する、体脂肪を燃焼しやすくする
・血圧が安定する
・細胞が活性化される
・自律神経の乱れを整え不眠など改善される
・免疫力の向上で風邪にかかりにくくなる

ふくらはぎマッサージを数日続けていると、体内に蓄積していた老廃物が分解され、排出が促されます。
このときに
・排泄物の量が増える
・眠くなる
・のどが渇く など
変化が起こることがありますが、巡りがよくなっている証拠で一時的な反応です。

注意点

●足にケガをしていたり、捻挫や骨折、打ちみなどの症状がある場合はやめておく

●手術を受けた場合は、医師に相談した上でマッサージを行うようにする

●重症の静脈瘤や腹部大動脈瘤があるとき、
発熱、妊娠中の方マッサージを行わない方がいい

●1日中座って仕事をしている方や運動不足、肥満の方は、揉まずにさする、なでる程度にする

先程ふくらはぎの機能で説明したとおり、ふくらはぎは第2の心臓です。
ふくらはぎから心臓に向かう静脈は、血流が悪いことが多く、血栓ができやすいとも言われています。
よって強く揉みほぐすと、この血栓がはがれて血液の流れに乗って移動し、肺の血管などに詰まる恐れがあるため注意しましょう。

マッサージ法

張っている、重だるい、むくんでいる
時にオススメ
《膝裏ほぐし》
① 椅子に座り脚をくむ
そのときに下の脚の膝頭の真上に、上の脚の膝裏がぴったり重なるようにする

②上の脚の足首とつま先を軽く伸ばし、足首が動かないように気をつけながら上の脚の膝下のみをぶらぶらと動かすようにする

③ 上の足首を折り曲げてつま先を上げた状態にし、膝下をぶらぶらと動かす

これを左右各10〜20回程度おこなう
膝に痛みや違和感がある場合は止める

《ふくらはぎほぐし》
① 椅子に座り足をくむ
その際に上の脚のふくらはぎの盛り上がり部分に下の脚の膝頭が当たるようにする

② その位置で上の脚を縦に上下するように動かす
ふくらはぎの盛り上がりあたりの痛気持ちよいところをみつけておこなう

③ さらに上の脚の位置をずらして下の脚の膝頭が当たる部分をふくらはぎの盛り上がりが終わるところまで移動させる
先程と同じように動かして刺激する

④ さらに上の脚の外くるぶしが下の脚の膝頭に当たるようにして軽く動かし刺激する

これを左右各10回程度おこなう
痛みや違和感がある場合は止める

つりやすい、疲れやすい、運動不足
の時にオススメ!!

《猫の手マッサージ》
① 体育座りのようにお尻を床につけて座る
ひざ下をマッサージしやすいようにマッサージしない方の脚は楽にする

② 軽く握った両手を猫の手のようにしてスネの骨をはさむように密着させる
足首から膝まで下から上に向って軽く圧迫しながら、優しくこすり上げていく

③くるぶしの周りも猫の手で軽くなぞるように刺激する
膝頭を両手で温めるようにしながら膝の皿周りを手のひら全体でなぞるようにやさしく圧迫する
これを左右各5〜10回程度おこなう

《お風呂上がりに両手マッサージ》
①体育座りのようにお尻を床につけて座り、片脚のふくらはぎの下で両手の指を軽く組み合わせる

② 組んだ両手のひらと手の付け根部分でふくらはぎをつかんで、プシューっとつぶすように優しく圧迫する

③アキレス腱あたりから膝裏までゆっくりと丁寧に、ふくらはぎのふくらみをつぶすようにマッサージする

これを左右各10回程度おこなう

どれも簡単に出来そうですね♪
お風呂上がりに両手マッサージは、むくみがある方にも効果があるようです(^^)

力加減に気をつけて優しくやることを忘れずに、代謝をあげて寒い冬が来る前にそなえましょうo(^▽^)o

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