食事

お雑煮

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

もう少しで新しい年が始まります。
年の始まりに欠かせないのが、お雑煮ですね。
皆さんはお正月にお雑煮を食べる理由はご存知ですか?

まず「お雑煮」という名前は、さまざまな具材をまぜて煮合わせたことが語源です。
お雑煮に入れる具材はその年の実りと幸せをもたらすと言われている年神様(お正月にくる神様)のお供え物だそうです。
例として餅や農作物・海産物など、さらに新年最初に汲んできた水である「若水」と、新年最初に灯した火で煮込んで食べたことから始まりました。
年神様へのお供え物には霊力が宿るとされ、そのお供え物を食べることで年神様の力を頂くことができると信じられていました。
年神様のお供え物で作ったお雑煮により、 人々はお腹を満たすだけでなく神様のパワーももらっていたのです。
そして昔は温かいものを食べ、お腹を温めることで胃腸などの五臓六腑を健康に保ち、病気にかからないという考え方がありました。
神様の魂が宿る縁起物の餅を加え、温かい汁物を正月に食べることで、1年の無病息災を願ったのです。

お正月にお雑煮を食べることは、とても深い意味があったことに驚きですね(^^)

お餅はお正月にぜひ、食べたいものですが、ご高齢の方、お子様にはには注意が必要です。
餅によるご高齢の方の窒息事故の43%が、餅を食べる機会が多い1月特に三が日に発生し、女性に比べ男性の方が2.6倍も多く事故が起きているというデータもあります。

加齢に伴い、噛む力、飲み込む力が弱まってしまいます。

餅は小さく切り、食べやすい大きさにする

お茶や汁物などを飲み、喉を潤してから食べる
(ただし、よく噛まないうちにお茶などで流し込むのは危険)

一口の量は無理なく食べられる量にする

ゆっくりとよく噛んで唾液とよく混ぜてから飲み込むようにする

高齢者が餅を食べる際は、周りの方も食事の様子に注意を払い、見守る

などを消費者庁でも注意を促しています。

また若い方でも、よく噛まずに大量に食べると、腹痛や嘔吐、腸閉塞を起こす場合もあります。
もち米に含まれるデンプンは、よく噛み、唾液と絡ませることで、胃で消化されやすい状態になります。
つまりよく噛んで食べないと消化に悪い食べ物なのです。

注意をして食べれば
ゆっくり消化するため、腹持ちもよく、
炭水化物・タンパク質・脂質、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB1や、老廃物の排出を促すカリウムなども含まれていて、
美味しく、縁起のよいたべものです。

よい1年が迎えられるよう、お雑煮を食べて食材が持つ力や、年神様からもパワーを頂きましょう(‘▽’)♪

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