病気・怪我

頭痛

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

日本人の4人に1人が悩んでいる病気があります。なんの病気だか分かりますか?

それは「頭痛」です。

ひとことで頭痛と言っても、その種類や原因は様々あり、それによって対処法も異なります。
自分の頭痛のタイプを知ることで、症状緩和への第一歩となります。

日常的にみられ、検査しても異常がみつからない頭痛を機能的頭痛といい、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛に分かれます。

その原因は体質や生活習慣が関係してきます。

《偏頭痛》
血管が拡張することでおこる

特徴:
・ズキズキとした拍動性の痛み
・片側に現れることが多い
・こめかみから目のあたりが発作的に痛む
・痛みの発作は4時間~数日間続く
・痛みが起きると光や音、においに敏感になる
・20~40代女性に起こりやすい
・完全主義、努力家、神経質な性格の人がなりやすい

原因:明らかにはされていません。
・体質
・ストレスや過労
・チーズやワインなど特定の食べ物や薬などが刺激となる場合もある
などが関係しているようです。

予兆:
胃が気持ち悪い、空腹を感じる、眠気、むくみ
など

前兆:
キラキラした光が見えたり、ものがだぶって見える など

対処法:
・寝不足や寝過ぎをせず 、規則正しい食生活を心がける
・チーズやワイン、薬などで片頭痛が起こる人はこれを避ける
・趣味やスポーツなど打ち込めるものをみつけ、ストレス解消する
・痛みが起きたら部屋を暗くして寝たり、痛む部分をアイスパックや氷で冷やす
・飲みすぎに注意しながら、コーヒーなどカフェインがはいっているものを摂る

《緊張型頭痛》
大半がこのタイプで、頭蓋を包んでいる筋肉が持続的に収縮するために起こる

特徴:
・首の後ろ~後頭部にかけて頭を締めつけられるような痛み
・ダラダラと続きスッキリしない
・肩こり、首のこりを伴い、頸部の筋肉に押すと痛みを感じる
・首が硬くて動かしづらい

原因:
精神的ストレスや、痛みや眼精疲労による刺激によって引き起こされる筋肉の収縮により起こります。
また、そこで起きた頭痛がストレスや刺激となり、さらに筋肉を収縮させて頭痛をひどくするという悪循環になってしまいます。

対処法:
・趣味やスポーツなど打ち込めるものをみつけ、ストレス解消する
・適度な運動を習慣づける
・背筋や腹筋を鍛える、肩や首の筋肉をリラックスさせる体操をする
・よい姿勢を心がける
・こった部分を温シップやホットタオルで温める
・ぬるめのお湯にゆっくりつかる

《群発頭痛》
1ヶ月くらいの間、毎日のようにほぼ決まった時間に片方の目の奥が激しく痛む

特徴:
・男性に多く、20~30歳代から発症することが多い
・一年に1~2回の周期で起こる
・睡眠中、特に明け方に目の奥をえぐる様な激しい痛みがあることが多い
・痛みが1~2時間続くと自然に治る
・痛みのある側の目が真っ赤に充血したり、涙がポロポロと出る、瞳孔が小さくなる、鼻水が出るなどの症状を伴うケースがある

原因:
原因は明らかにされていませんが、目のすぐ後ろにある太い血管が拡張し、その周囲に炎症が生じて、神経を刺激するために起こると考えられています。

対処法:
・症状が出る時期はアルコールを飲まない
・入浴後に痛みが起こる人は湯船につからず、シャワーにする
・血管拡張薬を服用中の人は、医師に相談する
・適度な運動を心がける
・発作が起きたらすぐに病院に行く

当てはまるタイプの頭痛はありましたか?
他にも季節の変わり目や台風、雨の日など、気象の変化によって起こる「天気痛」や大きな病気が隠されている危険な頭痛もあります(´・ ・`)

この続きは次回に詳しくお話したいと思います
˙︶˙)ノ”

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