年末の大掃除、でも・・・

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

気がつけば今年も終わりが近づいています。
年末といえば・・・大掃除ではないでしょうか?

大掃除は自分や家族が気持ち良く年を越す目的ではなく、自宅の煤払い(すすはらい)を行い、神様を迎える準備をすることが目的だそうです。
煤払いそのものは平安時代から続いており1年間に蓄積した自宅のホコリやすすを落とすための行事として根付いていきました。

また江戸時代の習慣では12月29日は「9」が「苦」と読めることから縁起が悪いとされ、12月31日は大掃除をし正月飾りを飾ることを「一夜飾り」といい、急遽用意をした印象を与えるため望ましくない、1月1日は福が逃げるなどとの理由で、この3日間は大掃除をしてはいけないともいわているそうです。

何となく習慣でやっていた大掃除も、由来を調べてみると面白いものですね(^^)

しかし、高齢になってくると様々な原因により大掃除どころか、普段の掃除をするのも負担になってしまいます。

・身体が固くなり、高いところや遠くに手を伸ばす、かがむという掃除に必要な動作がやりにくくなる

・筋力の低下により、ふらつく、掃除道具を長時間持てなくなる、ふき取りに力が入らない、雑巾をしぼれなくなってしまう

・立ち姿勢のバランスが悪くなることにより、よろけてしまったり、何かに掴まらなくてはいけないため大変になる

・体力がなくなり、すぐに疲れてしまう

・膝や腰などに痛みがある など

他にも様々な理由がありますが、主にこれらの原因により掃除が困難になってしまうのです。

そこで原因となっている身体の硬さ、筋力の維持・向上させるため、いくつか体操を紹介したいと思います( ´ω` )/

身体の状態により無理に行わず、腰や背骨に問題があるなど心配な場合は、かかりつけ医に相談してからはじめてみましょう。

《手・身体を伸ばす体操》
-椅子に腰をかけ姿勢をよくする
-両手を前に伸ばす
手を前に伸ばしたまま身体を前に倒す
この時、背中は伸ばしたままにする
大変な場合にはテーブルに手を乗せておこう
-身体を元の位置に戻す
この動作を10回繰り返す

《身体をひねる体操》
-背もたれのある椅子に腰かける
-ゆっくりと左に身体をひねりながら、両手で左側の背もたれをつかむ
-そのまま5秒とめたらもとの位置に戻る
-この動作を左右交互に10回ずつ繰り返す

《立位のバランスをよくする体操》
-立った状態で物につかまり倒れないようにする、若しくは仰向けでおこなう
-つま先は前を向けたまま、右足を横にゆっくりと大きく開き、ゆっくり閉じる
-この動作を左右10ずつ繰り返す


-仰向けに寝て、両膝を立る
-5秒数えながらお尻を浮かす
-5秒数えながらお尻をゆっくり下ろす
-この動作を10回繰り返す


-立った状態で物につかまり倒れないようにするか、不安定な場合は椅子に座る
-ゆっくりと踵を上げ、つま先立ちになる
-ゆっくりと踵を下ろす
-この動作を10回繰り返す


-椅子に腰かけ、膝は直角に曲げる
-かかとを床についたまま両足のつま先を上げる、この時かかとだけが付いている状態にする
-ゆっくりとつま先を下ろす
-この動作を10回繰り返す

毎日続けることで身体の状態が変わってくるかもしれませんね。
少しでも掃除や家事がスムーズに出来るようになったらいいなと思います(^_^)

関連記事