日常生活

睡眠時無呼吸症候群

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

本日は「睡眠時無呼吸症候群」についてお話したいと思います。

まずは無呼吸症候群なのか見極めるために、セルフチェック✔をしてみましょう。

□常習的にいびきをかく

□太り気味である

□高血圧である、高血圧の薬を飲んでいる

□昼間、大事な場面であっても強い眠気に襲われる(例)運転 中、仕事中、会議中・・・ など

□寝付きは悪くないが眠りが浅い、トイレなどでしばしば夜中に目が覚める

□いくら寝ても朝疲れがとれていない感じがする、または朝しばしば頭痛がある

□お酒を飲んでいない日でも、夜間寝ている時に息が止まる日がある

3個以上チェック☑がついた方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
医療機関に早急に受診することをおすすめします。

では「睡眠時無呼吸症候群」とは何かを説明しましょう。

睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなり、それによってさまざまな日常生活に障害を引き起こす疾患です。
また、最近では循環器疾患との深い関わりがあることが明らかになってきています。

いちばん多いタイプは閉塞性睡眠時無呼吸症候群で、夜間に繰り返し起こる無呼吸により、血液中の酸素が低下したり、頻繁に夜中に目を覚まし身体に悪影響をおよぼすとともに睡眠を妨げ日中の眠気を増加させます。

30~60歳代男性や、更年期を過ぎたあたりの女性や、肥満気味の方や、首が短い・顎が小さい・小顔・二重顎など頭蓋・顔面骨の骨格・咽頭腔に特徴や異常がある人がなりやすいといわれています。

《症状》
⚫いびきをかく
(特徴)
・しばらく止まったあと「ガガッ」という音とともに再開する
・朝までいびきがずっと続く
・最近急に大きくなり、音も変わってきている
・仰向けに寝ると大きくなる
・強弱がある

⚫日中の強い眠気

⚫身体のだるさ、頭重感

⚫何度もトイレに起きる

⚫寝汗をかく、寝相が悪い

⚫集中力、記憶力の低下 など

またこの病気の怖いところは、生活習慣病の合併症を引き起こすことです。
特に循環器疾患において、高血圧、夜間心臓突然死、脳卒中・脳梗塞などのリスクが高くなるそうです。
そして日中の眠気、集中力の低下を起こすため、交通事故を起こす頻度が高くなり、重症になればなるほど事故率が上がるともいわれています。
これら合併症を低減するためにも適切な診断と、継続的に治療する事が最も重要です。

睡眠時無呼吸症候群にならないためには?

適正体重を維持する!!
首やのど回りの余分な脂肪や組織の肥大が上気道を塞ぐ原因となります。したがって、余分な脂肪をためないように体重を管理することはとても大切です。

寝酒をやめる!!
普段あまりいびきをかかないのに、飲酒をした晩に限っていびきをかくようなことがあります。これはアルコールによって全身の筋肉が弛緩するためで、のどの筋肉も同様に弛緩しています。寝ているときには筋肉が弛緩して休息態勢に入っていますので、いつも以上に上気道が狭くなっていびきが起こります。飲むといびきをかいてしまう方はやめましょう。

口呼吸の改善!!
口呼吸をしていると咽頭が狭くなるため、閉塞するリスクが高まるといわれています。鼻で呼吸を行うように意識しましょう。

睡眠薬を服用を控える!!
睡眠薬の多くは無呼吸症状を助長したり悪化させたりします。睡眠薬によって上気道の筋肉の緊張が緩んで塞がりやすくなったり、無呼吸による低酸素時に呼吸回復が遅れたりするリスクがあります。どうしても必要な場合は、医師とよく相談して服用するようにしましょう。

寝る時の姿勢を工夫する!!
横向きで寝るといびきや上気道の閉塞を軽減できる場合があります。抱き枕などを利用して、横向きに眠る工夫をしてみましょう。

睡眠時無呼吸症候群のいびきは特徴的ですが、
自分ではどんないびきをかいているのか分からないと思います。
家族の方に聞いてみたり、スマートフォンの睡眠アプリを利用してみるといいですね( ´ω` )/
とても危険な病気なので、少しでも気になる症状があったら、呼吸器内科、耳鼻咽喉科へすぐに受診をしてみましょう!!

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