病気・怪我

糖尿病と歯周病の密接な関係

こんにちは、訪問マッサージ鶴亀堂治療院です(^^♪

糖尿病は日本において6人に1人
歯周病は日本において3人に2人
というどちらも高い割合の疾患です。

この割合の高い2つの疾患が、とても深い関係にあることをご存知ですか?

最近では糖尿病の方は、歯周病になりやすいということが分かってきました。
また歯周病になると血糖コントロールが悪くなり悪化するとも言われています。

なぜ、歯周病になりやすいのか?

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・免疫が低下するため
それにより、プラーク(さまざまな細菌が繁殖したかたまり)の菌に対しても抵抗力が低下するため歯周病になりやすくなります。

・高血糖が影響
歯のさまざまな組織が劣化したり、歯の周囲の血行が悪くなるため歯周病になりやすくなると考えられています。

・唾液の分泌量減少
口腔内の浄化作用が低下し歯周病菌が繁殖しやすくなります。

歯周病がもたらす影響とは?

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歯周病の菌から出る毒素が血液を介して全身に広がります。
それがインスリンの働きを低下させ血糖値を上げると考えられます。
また歯周病による炎症により、こちらもインスリンの働きを妨げてしまうそうです。
そして歯周病で歯を失ってしまうと、食べ物をよくかむことができなくなり、軟らかい物ばかりを食べてしまうなど、食生活の偏りを招き、糖尿病の要因となります。

このように糖尿病が歯周病を悪化させ、歯周病が悪化すると糖尿病をさらに悪化させるという悪循環が起こります。
そして糖尿病が悪化すると、歯周病以外の深刻な合併症を引き起こすリスクが高まることにつながってしまいます。

歯周病を治療すると・・・

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歯肉の炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善するということが、日本での研究を含めた多くの臨床研究で報告されています。
しかし、全ての症例で血糖値の低下が生じないことも明らかになっているため、今後の研究成果が待たれています。

とはいえ、歯を失わないということは、糖尿病だけではなく、生活の質を直接低下させない、生活習慣病や認知症などの予防や管理にも深く影響することも分かってきているため予防・治療はとても大切なことです。

歯周病かどうかチェックしてみましょう
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✓ ハブラシの時に出血する
✓ 朝起きたときに歯肉に違和感がある
✓ 口臭を指摘された
✓ 歯肉が下がり、歯が長く見えるようになった
✓ 体調が悪くなると歯肉が腫れる
✓ 歯の揺れを感じることがある
✓ 歯ぐきがムズムズしてかゆい
✓朝起きたとき、口の中がネバネバしている
✓歯ぐきを押すと血が出る

↑3つ以上当てはまる場合、歯周病の可能性があります。
初期には痛みなどの症状がないため、ほとんどの人には自覚がありません。
しかし、歯を失う最大の原因は歯周病です。
口のトラブルを感じたらすぐに歯科医院を受診してみましょう。

日本人は保険適用外や歯科医院が苦手意識が強いためか、歯の痛みを感じてから歯科医院を受診する方が多いそうです。
そのため国民に毎年の歯科健診を義務付ける制度の検討もされています。

糖尿病のある方は特に歯科医院の定期受診を行いましょう。
歯科受診される時には「糖尿病連携手帳」をお持っていくと、現在の糖尿病治療状況をスムーズに伝えることが出来るそうです(^-^)/

糖尿病の持病がない方も、長い時間マスク着用により歯周病が増えています。
症状がなくても忘れずに定期受診をしましょう(^J^)

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